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ラストでわかる! 映画『ドラゴンクエスト』は新たな「ドラクエ」の扉を開く感動作

皆が注目する「花嫁問題」 そして、予想外の展開に!?

『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』ロゴ (C)2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会 ©1992 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.
『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』ロゴ (C)2019「DRAGON QUEST YOUR STORY」製作委員会 ©1992 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.

 そして、「ドラゴンクエストV」には非常に重要なファクターが存在します。副題にある「天空の花嫁」に象徴される、「ビアンカかフローラか問題」です。

 主人公は、幼馴染で頼れる相棒であるビアンカ(CV:有村架純)か、大富豪の娘で誰もが憧れる美しく聡明なフローラ(CV:波瑠)か、ふたりのヒロインのどちらかと結婚するかを選ばなくてはならないのです。この2大派閥に分かれる論争は、ゲームの発売から四半世紀を超えてなお、繰り広げられているのです。

 今作では、いくら「ユア・ストーリー」と言えど、映像作品なので観客が自分の好みで花嫁を選ぶことはできません。しかし、「ビアンカ派」も「フローラ派」も楽しめる物語になっていますのでご安心ください。

 さらに、この『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』においてもっとも重要な展開がラストに用意されています。これはもう確実に、賛否両論巻き起こることだろうと思います。実際、映画館でも、筆者の周囲の観客たちがチラチラと周りの反応を確かめている様子だったのです。そのくらいの驚きの展開です。

 しかし、この展開によって、今作は単なる「ドラクエの映像化」というものにとどまらない、新たな物語になりました。もちろん、ファンタジーをテーマとした作品ですので、子供たちが大いに楽しめる作品になっていますが、決して“子供騙し”の作品ではなく、かつてゲームをプレイした大人たちがノスタルジックに浸るだけの作品でもないーーそう断言しましょう。

 作品を最後まで観れば、キャッチコピーである「君を、生きろ。」「君は、何者だ。」の本当の意味を知ることができるでしょう。新しい「ドラゴンクエスト」の扉が開く瞬間を、劇場でぜひとも確かめていただきたいです。

(二木知宏)

【画像】ドット絵世界からフルCGで動き出した、『DQ5』のキャラクターたち

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