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主要人物だけど「どこか苦手なガンダムキャラ」3選 気になる「嫌われるワケ」とは?

『機動戦士ガンダム』には魅力的なキャラクターが数多く登場しますが、なかには主要人物なのにファンから「苦手」と言われるキャラも少なくありません。さまざまな理由から、一部のファンが苦手に思う3名をご紹介します。

「女々しい」「華がない」苦手な理由もさまざま!

主役なのに苦手という人もいるアムロ・レイ DVD「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス」(バンダイビジュアル)
主役なのに苦手という人もいるアムロ・レイ DVD「機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス」(バンダイビジュアル)

 1979年に放送を開始した『機動戦士ガンダム』は、主人公のアムロ・レイをはじめ魅力的なキャラクターが人気を集めました。2023年には最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2』が放送されており、今もなお多くのファンの心をつかんでいる大人気シリーズです。

 そんな『ガンダム』作品には主要キャラクターでありながら、一部のファンから「苦手」との声がある人物もいます。そこで今回は、そんなマイナスな面も持つ3名の主要キャラを振り返ります。

「最初の頃は女々しくてイライラした」という意見があったのが、『機動戦士ガンダム』の主人公アムロ・レイです。アムロは機械いじりが好きでコンピュータに向き合う内向的な若者として登場します。くしくも戦火に巻き込まれたアムロは、連邦軍の最新モビルスーツ「ガンダム」に乗りこみ、戦いへと踏み出したのが物語の始まりです。

 初戦から敵を打ち破るなど、大きな戦果を挙げたアムロでしたが、度重なる出撃に心身ともに疲れ果てていました。第9話「翔べ! ガンダム」では、アムロは戦うことを拒否し、自室に引きこもってしまいます。

 そしてアムロが出撃命令に従わなかったため、ホワイトベースを指揮するブライト・ノアはアムロに平手打ちを見舞います。「親父にもぶたれたことないのに!」と、なおも反抗的な態度をとるアムロに、幼なじみのフラウ・ボゥも「自分のやったことに自信を持てない人なんて嫌いよ」と呆れていました。

 望んで戦いに参加したわけではないアムロには少々酷に思える状況でしたが、当時のアニメ主人公らしからぬアムロの後ろ向きな態度を苦手に思うファンは少なからずいました。

 そんな女々しいアムロに散々尽くし、つねに励ましてきたフラウ・ボゥにも「ヒロインとしての華がない」という意見があるようです。フラウ・ボゥは、ジオン軍の侵攻で家族を失い、アムロとともにホワイトベースに乗りこんだ少女です。

 甲斐甲斐しくアムロをサポートし、時には小言を言うような親しい間柄でしたが、凛とした美貌の持ち主であるセイラ・マスや、大人の魅力を感じさせるマチルダ・アジャンと比べると、いまひとつ華のなさは否めません。

 そして物語が進むにつれて、ヒロインとしての存在感も失っていったフラウ・ボゥは、アムロと同じく幼なじみであり、ホワイトベースの乗組員であったハヤト・コバヤシとのちに結婚します。このあたりの心変わりも、一部のファンが苦手に感じてしまう理由のひとつかもしれません。

【画像】嫌な面がしっかり描かれているのも魅力? 『ガンダム』作品の主要キャラ(5枚)

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