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「どうせ喰われるなら」 ファンも多い美人「人食い」キャラ 危険に勝る魅力?

どうせ食べられるなら、この子に食べられたい! そんな人まで出てくる、性癖が捻じ曲げられてしまいそうな、美貌を持った人食いキャラがいます。見る者を魅了する美しさを持ちながら、背後に人を食らう欲望を隠した美と狂気が交錯した魅力を持つキャラたちです。

美貌と禁断の食欲を持つ女性たち

『鬼滅の刃 遊郭編』DVD5巻(アニプレックス)
『鬼滅の刃 遊郭編』DVD5巻(アニプレックス)

 人を食らう鬼や妖怪など異形の存在でありながら、見るものを魅了する美しさや愛らしさを兼ね備える「食人女子」が一部で話題です。その美しい姿を見たら、「この子になら食べられてもいいかもしれない」という思いが湧き上がってくるかもしれません。

●圧倒的な美貌を持つわがままな鬼:堕姫

『鬼滅の刃』に登場する鬼の堕姫は、鬼の始祖・鬼舞辻無惨直属の配下「十二鬼月」の上限の陸(実際は兄・妓夫太郎がメイン)の位を与えられた鬼で、吉原の「京極屋」を拠点にしています。彼女は無惨から「お前は誰よりも美しい 強い柱(鬼殺隊の最高位)を七人葬った」と言われており、さらに兄と合わせると過去に22人もの柱を倒したようです。

 江戸時代の頃から、表向きは遊女として活動していた堕姫は、炭治郎と会った時は「蕨姫花魁」と名乗っています。性格は高慢ですが、鬼の姿でも人間の姿でもとても美しく、スタイルも抜群の堕姫に関して、ネット上には「堕姫になら食べられてもよくない?」「堕姫ちゃんとお客さんとして遊んでみたかった」などなど、食べられても構わないとの声も出ていました。

 ただ、堕姫はかなりの「偏食家」で、京極屋の女将・お三津を始末する際も「干涸びた年寄りの肉は不味い」といって、彼女を高所から落として殺しています。その後、美人の鯉夏花魁を狙った堕姫は、はっきりと「私は汚い年寄りと不細工を喰べない」とも言っていたため、堕姫ファンの間では「俺は食べる対象にはならないな」「堕姫ちゃん、炭治郎ですら『目』以外は論外扱いだったし、査定厳しい」「柱なら男でも食ってくれるのか、それとも過去に食べたのは全員美人の女の柱だったのか」など、議論になっていました。

●闇を操るものぐさな妖怪:ルーミア

 ルーミアはゲーム『東方紅魔郷』の1面のボスで、人喰いの妖怪です。日光に晒されると目に見えて弱体化するため、基本的には夜行性ですが、ルーミアの持つ「闇を操る程度の能力」で日光を遮断することで日中の活動が可能になります。

 彼女は幼い少女のような容姿で、単純かつつかみどころのない性格であまり会話も成立せず、目的意識もなく一日中あてもなく空を飛んで過ごしています。人間を襲うのが妖怪の仕事ですが、「最近人間が襲われてくれない」との発言もしており、ルーミア自身は人間を襲うことを「面倒くさい」と言い切り積極的ではありません。

 そんなルーミアに関しては、ネット上で「一度ルーミアの魅力に飲み込まれたら二度と抜け出せない」「一緒に暮らしたい」「不思議ちゃんでかわいい」「食べられる危険はあるけど、そんな強くないし昼間だけ一緒に過ごしたい」などと、そのかわいらしさから「人喰い妖怪」にもかかわらず「同居」を希望するファンまで登場しています。

●いくつかの顔を持つ謎多き美女:エト

『東京喰種』の物語において、重要な役割を果たすキャラ・エトは、物語の終盤まで謎に包まれた存在でした。最初は全身に包帯を巻いた小柄なグールとして登場したエトの正体は、好戦的なグールの集団「アオギリの樹」の創設者であり、彼女自身も「隻眼の梟」と呼ばれる最強のグールと恐れられる怪物です。また、表向きは小説家の高槻泉として知られ、物語の主人公である金木研と最初のキーパーソンであるリゼ(神代利世)の、出会いのきっかけとなった小説を執筆した人物でもあります。

 エトは人間を喰らい生きるグール(喰種)と人間の間に産み落とされた天然の半人間で、14歳の頃に各地のCCG(喰種対策局)捜査局を襲撃、多くの捜査官を殺害し続けました。その性格は悪辣で他者の心を玩具のように弄び、多くの人間やグールの人生を破壊しています。

 最強とも称される怪物・エトですが、その素顔は美しくスタイルも抜群です。ネット上では「エトさんは属性モリモリすぎてたまらん」「包帯で顔隠れた姿もいいよね」「他にもかわいい喰種キャラいるけど、エトさんがぶっちぎり」などと、危険な美女・エトの魅力に心を打ち抜かれたファンも多くいました。

(LUIS FIELD)

【画像】『鬼滅の刃』襲われても許しちゃいそうな、かわいい美女鬼たち(5枚)

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