トラウマ級の最期も? 非業の死を遂げた『機動戦士ガンダム』の血塗られし一族
『機動戦士ガンダム』は1979年に放送されてから、今もなお多くのファンに愛されている作品です。戦争が舞台となっているせいか、劇中では多くの登場人物の死が描かれましたが、そのなかでも「ザビ家」の人びとは壮絶な死を遂げたことで知られています。そんな呪われた一家が迎えた衝撃的な最期を振り返ります。
非業の死を遂げたザビ家の人びと

TVアニメ『機動戦士ガンダム』は1979年に放送が開始されて以降、多くのファンから愛されている作品です。同作は、戦争を軸にストーリーが展開することもあり、多くのキャラクターが志半ばで散っていきました。なかでもジオンの独立を掲げて「一年戦争」を起こした、ザビ家の一族の壮絶な死に様はとくに印象的でした。
まずTVアニメで最初に死が訪れたザビ家の人物は、四男ガルマ・ザビです。彼はシャアの嘘の報告にだまされて乗艦のガウを動かし、ホワイトベースの総攻撃を受けます。そして死を覚悟してガウをホワイトベースにぶつけようと試みますが、あと一歩のところで果たせずに戦死しました。
そのガルマは死の間際、友人でもあるシャアからの通信で衝撃の事実を知らされます。シャアは「君の生まれの不幸を呪うがいい」「君はいい友人であったが、君の父上がいけないのだよ」と告げ、ガルマはシャアに謀られたことを知ります。信用していた友に裏切られ、失意のなか特攻を敢行したガルマの死に様は、壮絶なものでした。
ザビ家の三男ドズル・ザビは、ジオン公国軍の宇宙攻撃軍司令として宇宙要塞ソロモンに駐留します。そして連邦のソロモン攻略戦が始まると、新兵器であるソーラ・システムをはじめとする猛攻にさらされました。
ソロモンの陥落を覚悟したドズルは、妻と我が子ミネバを脱出させた後、部下の兵士にもソロモンからの撤退を命じます。そしてドズルは兵士たちが撤退する時間を稼ぐため、モビルアーマーのビグ・ザムで出撃しました。
ビグ・ザムの圧倒的な火力で連邦軍の艦艇に一矢報いますが、スレッガー・ロウの決死の攻撃をきっかけに、ガンダムの接近を許し、ビグ・ザムは大破寸前に追い込まれます。
これで脱出するのかと思いきや、ドズルは銃を手にしてコックピットから出ると、ガンダムに向かって乱射しました。もちろん人用の小さな銃がガンダムに通用するはずもないのですが、絶叫しながら撃ち続けるドズルの気迫にアムロは戦慄します。その後、ビグ・ザムの大爆発に巻き込まれたドズルは、愛機とともにソロモンに散りました。
そしてジオン公国の初代公王であり、最高権力者のデギン・ソド・ザビは、アニメの第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」で、自身の息子ギレン・ザビの手によって殺されました。
デギンは「一年戦争」を終結させるため、地球連邦軍のレビル将軍との和平交渉を独断で行います。しかし、その会談が始まる前に、ギレンの発射させたコロニーレーザー「ソーラ・レイ」の光によって、レビル将軍とともに宇宙の塵となりました。
長引く戦争を終結させるために独断で行動を起こしたデギンですが、その動きは実の息子のギレンに察知されていました。そのうえ我が子に殺されるという非業の死を遂げたのです。


