【漫画】祭りの間スマホに熱中する少年、本当の理由に「そうだったのか」「素敵」
親と一緒に祭りを訪れているのに、ずっとスマホを見つめている少年のマンガが話題に。屋台や花火などあらゆるものにスマホを向ける少年でしたが、その真意は……。
スマホの使い方に対する「捉え方」はさまざま
父親と一緒に祭りの夜を楽しんでいるかと思いきや、ずっとスマートフォンに夢中な少年のマンガがTwitterで話題になっています。お面やヨーヨー釣り、りんご飴の屋台も、スマホで撮影してばかり。ところが、花火が打ち上がった瞬間、少年の真意が明らかに……。
マンガの読者からは、「そうだったのか!」「いい意味で裏切られた」「素敵」「心がほっこりした」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、漫画家として活動する稲空穂さん(@ina_nanana)。現在はpixivコミックで『おとぎ話バトルロワイヤル』を連載するほか、ホラーゲーム『アルネの事件簿』のコミカライズ作品も手掛けていますが、Twitterでも「#特別じゃない日」のハッシュタグとともにマンガ作品を投稿し続けています。作品について、稲空穂さんに聞きました。
ーーマンガを描き始めたきっかけは?
もともと絵を描くことは好きでしたが、就職を機にそういった活動からは離れていました。その後、pixivやtwitterで趣味のイラストや漫画を投稿し始め、そこから出版社様にお声をかけていただき、『おとぎ話バトルロワイヤル』から本格的にマンガを描き始めました。そのきっかけとなったSNSというツールには、感謝の気持ちでいっぱいです。
ーー今回のマンガを描こうと考えたきっかけは、何だったのでしょうか?
以前から、家族のいる日常をテーマにしたマンガを趣味で描いていました。今回はその延長線上の作品です。本作に限らず、読んでいただいた方が身近な誰かを思い出すきっかけになれば嬉しいな、と思っています。
ーーマンガについて、たくさんの感想が寄せられています。特に嬉しかった感想は?
スマホの使い方についてはたくさんの捉え方があり、たったひとつのマンガに対してこんなに多くのご意見をいただき、滅多にない貴重な体験をさせていただきました。
そのなかでもやはり「家族を思い返した」というコメントはとても嬉しかったです。また、作中の小物や設定についてもコメントしていただけたことに、驚きつつも嬉しかったです。
ーー個人で描かれるマンガについては、今後どのように活動していきたいですか?
SNSで公開しているものは台詞の少ないサイレント形式のマンガが多いのですが、少しストーリー性を持たせたセリフの多い作品にも挑戦してみたいな、と思っています。
(マグミクス編集部)