『ワンピ』読者が思う「1番自由なやつ」4人 「世界政府側でも関係なし」
『ONE PIECE』は海賊王ゴール・D・ロジャーの残した大秘宝「ワンピース」をめぐる海賊たちの物語で、主人公ルフィも海賊王を目指すひとりです。ルフィの「この海で1番自由な奴が海賊王だ!」の名ゼリフを受けて、ネット上では「この海で1番自由なやつって誰だろう?」と、長く話題になっています。
ガープは信念があっての自由人?

『ONE PIECE』は海賊王ゴール・D・ロジャーの残した大秘宝「ワンピース」をめぐる海賊たちの物語で、主人公ルフィが507話で言った「この海で1番自由な奴が海賊王だ!」のセリフは有名です。ネット上ではこのセリフを受けて、「自由なやつはいっぱいいるけど、そのなかでも1番自由なキャラって誰だろう?」と、長年話題になっています。ルフィ以外で、名前の挙がったとにかく自由な4名を、海賊以外も含めて紹介します。
まず「世界一の剣豪」と称されるミホークは、よく名前が挙がっていました。初登場時点で小型の船で気まぐれに海をさすらい、「暇つぶし」にクリーク率いる50隻の海賊艦隊を壊滅させており、クリーク海賊団の巨大ガレオン船を真っ二つに両断したりします。ネット上でも「暇つぶしで動く海で一番自由な男だよね」「部下もいないし、王下七武海だったのに好き放題過ぎ」と、ミホークの自由っぷりが話題になっていました。
しかし、最終章で「クロスギルド」に所属したことで、成り行きで四皇になったバギーに振り回されている印象が生まれたようで、「焦っているのが意外」「圧倒的に弱くて、ボコボコにされてるバギーの方が自由に見える時もある」などとも言われています。
次に紹介するのは、意外ですが、「世界経済新聞社」社長のモルガンズです。情報通として知られているモルガンズは「何を載せるかはおれが決める!!!」と自身でも言っているように、世界政府からの命令に屈することなく真実も嘘も自分が書きたいことだけを書きます。その自由さから「ジャーナリスト界の自由人(鳥)」との声がありました。
また、死んでしまいましたが、最近はオハラ図書館の館長であったクローバー博士の経歴も自由すぎるとの声が出ています。「空白の100年」を解明すべく歴史の本文(ポーネ・グリフ)の研究をしていたクローバー博士は、最終章の「エッグヘッド編」で実は海軍からの逮捕・投獄を10回も繰り返していたことが判明しています。「そんなに捕まっても研究をやめない自由人」「信念ありすぎてヤバい」「何で心折れないの?」と話題になりました。
また、ルフィの祖父であり海軍本部中将のガープは、世界政府側の人間なのに「自由過ぎ」と言われるキャラです。世界貴族・天竜人が嫌いだと公言してはばからない他、突然爆睡したりすぐに船を壊したりと、行動は自由奔放そのもの。ガープ自身「自由にやるにはこれ以上の地位はいらん」と、自由にできる中将の位置に居続けています。最終章では制度を無視した行動の数々も話題になりました。
そんなガープですが、「頂上戦争」ではルフィとの対決中に迷いが出たことで敗れ、エースに致命傷を負わせた赤犬に対しては激しい殺意をあらわにします。海軍中将としての自分と、ルフィやエースに対する家族愛の狭間で揺れ動く姿から、「信念がある自由人」との声も多く上がっていました。
(マグミクス編集部)