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「京アニ」支援の国内クラファン開始 希望者には「応援メッセージ」のお届けも

2019年7月18日に発生した放火事件の被害を受けた京都アニメーションを支援しようとさまざまなプロジェクトが進められるなか、国内でのクラウドファンディング企画が8月19日から始まりました。一人500円から支援に参加でき、希望者にはメッセージを京都アニメーションに届けてくれるといいます。

「多様な支援のひとつ」として国内で実施

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 2019年7月18日に発生した放火事件で死者35人、重軽傷者34人の被害を受けた京都アニメーションを支援しようと、国内でのクラウドファンディング「京都アニメーション支援プロジェクト」が「Makuake」で2019年8月19日(月)から始まりました。

 同プロジェクトは日本アニメーター・演出協会(JAniCA)と、クラウドファンディングサイト「Makuake」の協力のもと、NPO法人アニメ産業イノベーション会議(ANIC)が実施。期限は2019年10月18日(金)18時までで、目標金額は100万円。500円から支援に参加できます。

 集まった支援金については、決済手数料と支援口座への振込手数料を差し引いた金額が京都アニメーションに届けられます。仮に目標金額に到達しなかった場合でも、支援金額は京都アニメーションに寄付されます。

 主催のANICは、クラウドファンディング終了後2カ月以内をめど専用ページを作成し、支援をした人の氏名を掲載するほか、希望者には支援のメッセージを京都アニメーションへ届けるといいます(メッセージ内容はANICによる確認あり)。

 京都アニメーションでの事件直後から国内外でさまざまな支援の動きが始まり、海外でもクラウドファンディングプロジェクトが実施されていますが、ANICは「支援の方法は多様に用意されているべき」と考え、今回のプロジェクト実施に至ったもの。JAniCAはプロジェクト実施について助言や告知協力を行い、「Makuake」は本来クラウドファンディングのプラットフォーム利用にかかる利用料を無料(決済手数料を除く)とする形で協力しています。

(マグミクス編集部)

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