【漫画】仕事で疲れた女性、唯一の楽しみは「イケメン隣人」とすれ違うこと 大人の恋にキュン!
仕事で多忙な毎日を送る、ひとり暮らし10年目の小野いつか。彼女の唯一の楽しみは、マンションの隣の部屋に住むイケメン男性とすれ違うことで……。漫画家・六多いくみ先生が連載中『いつかのいつか』の大人の恋にキュンとします。
一人暮らし10年目の女性に訪れた、久々の恋の予感!

書店の販売部主任として多忙な毎日を送る、ひとり暮らし10年目の小野いつか。彼女の唯一の楽しみは、マンションの隣の部屋に住むイケメン男性とすれ違うこと。ある日の夜、いつかは会社からの帰り道で不審な男につけられ……。
漫画家の六多いくみ先生( @rottaik )が「Eleganceイブ」にてマンガ『いつかのいつか』を連載中です。仕事のことで頭がいっぱい、恋愛からは遠ざかっていた女性・いつかと、紳士なお隣さん・蜜朗が次第に惹かれ合っていく、ゆっくり、じっくりと進む大人のラブストーリー。ふたりが少しずつ距離を縮めていく様子にたくさんのときめきをもらえます。
謎に包まれていたお隣さん・蜜朗は、実は大人気メイクアップアーティスト。女性をきれいにして明るい気持ちにさせてくれる蜜朗のメイク術も作中の大きな要素となっており、マンガサイト「Souffle(スーフル)」で番外編として多数掲載中のメイクマンガも必見です。
『いつかのいつか』は単行本が4巻まで発売中です。作者の六多いくみ先生にお話を聞きました。
ーー六多いくみ先生の漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。
趣味でpixivやサイトに創作マンガを載せていたところ、当時の担当さんにスカウトしていただいて商業デビューしました。
ーー『いつかのいつか』のお話はどのように生まれたのでしょうか?
当時声をかけてくれた担当Sさんと初めて喫茶店でお話したときに、「六多さんは大人の女性向けのマンガを描いてきたけど、実はキャラ萌えの人なんじゃないか」と、オタクの自分を見抜かれてしまって……。好きなものを描いてほしいっておっしゃって下さったんですね。
そこで話が盛り上がって、蜜朗といつかの原型ができたことで、ふたりのゆっくりじっくりと進んでいく恋愛ものが描いてみたい! と自然に固まっていきました。
ーー1話では主人公・いつかが、気になっていたイケメンのお隣さん・蜜朗と知り合う様子が描かれました。ふたりのキャラクターが魅力的ですが、キャラクター作りで工夫した点、心がけた点などを教えて下さい。
いつかについては、見た目はかわいらしいけれど中身は大人であるように低身長であることと、大きな夢がないというコンプレックスを抱きつつも、卑屈になりすぎず読者が読んでいて気持ちよく物語が進んでいけるように、バランスのいい主人公にしようと思いました。いつかの魅力は「直球」の部分になると思っていて、その特徴は話が進んでいくと見えてくると思います。
蜜朗は「メイクが似合う男性」がいいなと最初から考えていました。韓国のアイドルやドラマが好きなので、そちらの影響はかなり大きいです。マイペースで何を考えているかぱっと見では分かりませんが、彼は人を変に不安にさせるようなことは絶対にしない子であってほしい! という願いを込めて描いてます。

ーー2話以降では、蜜朗がメイクの仕事をしていることが分かり、「メイク」が物語の軸になっていきますが、作中のメイクシーンに対する思い入れやこだわりポイントなどがあれば教えて下さい。
今までたくさんメイクに関するマンガを描いてきましたが、人からよく見えるようなメイクというよりは、「私らしく私の気持ちに沿ったメイク」表現を好んで使っています。蜜朗が施すメイクはきっとお客様を明るくするメイクなんだと思います。
また、メイクはこのマンガに欠かせない要素ではあると思うのですが、今後の軸は「信頼できる人との恋模様」になってくると私自身は考えています。
ーーふたりの恋の行方が気になりますが、2話以降の見どころをお話できる範囲で教えて下さい。
読者さんを不安にさせずに、でもときめいていただけるように、毎回頭をひねって物語を作っています。いつかと蜜朗だけでなく、周りの登場人物もそれぞれに悩みを抱えて生きている様子が少しずつ見えてくると思います。ゆっくりと進んでいきますので、見守っていただけたらうれしいです。
ーー今後の創作活動について教えて下さい。
引き続き『いつかのいつか』の連載に絞って活動していく予定です。よろしくお願いします。
●「Souffle(スーフル)」に掲載されている『いつかのいつか』番外編はこちら
(マグミクス編集部)