ハウルの童貞を奪った? 『ハウルの動く城』劇中では明かされなかった“荒地の魔女”との過去
物腰柔らかなサリマンのありえない支配欲とは
そしてファンの間では、サリマンがハウルに対し支配欲を抑えられないあまり、とんでもない行動を引き起こしたのでは、と議論されています。
それは、隣国との戦争です。サリマンとハウルの間には「有事の際にはサリマンの元に駆けつけなければならない」という誓いが交わされています。そこで、サリマンは隣国の王子をカカシに変える呪いをかけて自ら戦争を引き起こすことで、ハウルを自分の元に呼び戻そうとした…というのです。
戦争が始まった理由について作中では明言されていませんが、もしもこの説が事実であるならば、荒地の魔女の行動がかわいく思えるほどです。
荒地の魔女もサリマンも強い力を持つ魔法使いですが、それぞれにハウルに執着心や支配欲を抱いていることがわかります。強い魔法使いにここまでの想いを抱かせてしまうハウルは、かなりの熟年女性キラーだと言えるでしょう。
(LUIS FIELD)