『ガンダム』は人生の教科書? 作品に教わった「ためになる教訓」とは
『水星の魔女』が大好評放送中の『機動戦士ガンダム』シリーズ。「戦争」「人と人の対立」を根幹にしている、メッセージ性が強い作品といえます。本記事では、そんな『ガンダム』作品から学ぶことのできた教訓を紹介します。
ガンダムから学ぶ人生の教訓

『ガンダム』シリーズの最新作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の大ヒットにより、ガンダム界隈には若いファンも急増中です。同シリーズには、初代から一貫して「戦争」「人間同士の対立」といった業の深いテーマが根幹にあり、「シリーズを通していろんなことが学べる」と、その奥深さを楽しむファンも多いようです。
そこで今回は「ガンダムから学ぶことのできた人生の教訓」を紹介します。
『ガンダム』シリーズといえば、「環境問題」を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。2021年に公開された劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』では「地球の環境問題」「環境テロリスト」が軸となっており、現在放送中の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』でも、環境や資源が影響している「地球と宇宙の経済格差」が戦争の大きな引き金になっています。
過去に原作の富野由悠季氏も環境問題を意識した発言をされており、『ガンダム』作品を通じて、こうした問題に興味を抱くようになったファンも少なくないようです。環境破壊への警鐘、人口問題など、現代社会にも通じるテーマに気づかせてくれるのも、『ガンダム』作品ならではの魅力といえそうです。
また『ガンダム』シリーズは1979年から続く長寿コンテンツなので、見る人によって各作品に対する印象が異なることも多いようです。それゆえに、作品を表向きのイメージだけで語ったり、途中で見るのをやめたりした場合、作品に込められた真意に気づかないこともありえます。
そこで『ガンダム』シリーズ全体を履修した人からの教訓として、「評判は当てにせず、自分の目で実際に確かめる必要がある」という声も多数あがっていました。
長年ガンダム作品を見続けてきた人なら「評判が悪かったから遠ざけていたけど、実際見たらかなり面白かった」「もっと早く見るべきだった」といった経験が、一度や二度はあるはずです。
そして、これはアニメの視聴に限った話ではなく、話題性や流行などを加味した一般的な評価に流されるのではなく、何事も実際に自分の目で確かめるのがベストという教訓にもつながります。
最後に紹介する教訓は、「才能と幸福は別物である」ということです。戦争という過酷な環境下で悲惨な結末を迎えるキャラが多い『ガンダム』ならではの、シビアな教えといえるかもしれません。
『ガンダム』シリーズでは、パイロットとして優れた才能が開花したがゆえに、戦争に巻き込まれるというケースが多く、多くの主人公たちも例外ではありません。
初代ガンダムのアムロを筆頭に、歴代のガンダムパイロットたちは非常に優れた才能を持っていました。それゆえに過酷な戦争に参加しなければならず、精神的に追い詰められたり、ときには戦死したりすることもあったのです。
これは「才能があっても、必ずしも幸せになれるとは限らない」という残酷な現実を示しているともいえます。また、それに類する教訓として「いかなる天才でも、才能だけで成功は手に入れられない」という見方もできます。
もちろん、ためになる教訓ばかりではなく、「戦わないと生き延びられない」「仮面をかぶったキャラはロクな奴じゃない」といった「ガンダムあるある」も、ファンの共通認識かもしれません。『水星の魔女』で初めて『ガンダム』に触れた視聴者がほかのシリーズ作品を視聴したときに、どのように感じるのかも興味深いところです。
(マグミクス編集部)


