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企業Twitterの「中の人」が描く動物イラストの本気ぶり 昨年の3倍規模で展示

企業・団体Twitterアカウントの「中の人」たちが描いた動物イラストが、東京・四谷で2019年8月30日まで展示されています。展示会は毎年8月に実施されている「どうぶつお絵かきコンテスト」の関連イベントですが、そのクオリティの高さと本気ぶりは年々注目を集め、2019年は昨年の3倍規模の展示になっています。

広報担当の感性やアイデアが身近に。子供が遊べるコーナーも

「中の人動物お絵かきコンテスト 2019」グランプリは、キングジムTwitterの「中の人」による作品 (マグミクス編集部撮影)
「中の人動物お絵かきコンテスト 2019」グランプリは、キングジムTwitterの「中の人」による作品 (マグミクス編集部撮影)

 タカラトミー、ギンビス、ぺんてるの3社による、動物イラストの展示会「たべっ子アニアってる展~拡張するお絵かき~」が、2019年8月23日(金)から東京・四谷のランプ坂ギャラリーで開催されています。展示会の特色は、企業・団体を代表して活動するTwitterアカウントの、「中の人」たちによる多彩な動物イラストです。

 展示会は2019年で開催3年目。回を重ねるごとに注目を集め、今回は前年の3倍規模のスペースで実施。一般向けに8月1日から8月31日まで実施中の「動物お絵かきコンテスト」と並行して募集された、「中の人」部門のコンテストの受賞作・応募作を展示しています。

 2019年のグランプリ作品は、オフィス文具メーカー・キングジムの「中の人」が製作した作品。ギンビスのビスケット「たべっ子どうぶつ」の動物たちを、キングジム製品「キングファイル」の背表紙に描いています。

 製作者は過去の同コンテストで3回グランプリを獲得している、スゴ腕の「中の人」。「美大で油絵を専攻していました」と話す彼女は、勤務の合間にバンクシーのペンシルアートをイメージしながらこつこつ描いたといいます。

 他にも、メーカーの製品を絶妙に生かしたアイデア作から、感性を刺激するアートまで、さまざまな特色の作品が。普段は広報活動の最前線で活動する「中の人」たちの感性やアイデアを身近に感じ取ることができます。

グランプリ受賞者の「キングジム」の中の人と、主催の「タカラトミー」「ぺんてる」の中の人、両端はギンビスの「らいおんくん」(左)と「ぞうくん」(右)(マグミクス編集部撮影)
グランプリ受賞者の「キングジム」の中の人と、主催の「タカラトミー」「ぺんてる」の中の人、両端はギンビスの「らいおんくん」(左)と「ぞうくん」(右)(マグミクス編集部撮影)

「たべっ子アニアってる展」というイベント名は、タカラトミーの動物フィギュア「アニア」と、共催企業のギンビスの「たべっ子どうぶつ」と、ぺんてるの社名が混ざったもの。展示会は8月30日(金)18:00まで開催されます。

 会場は「東京おもちゃ美術館」と同じ建物内にあるため、子供も楽しめるぬり絵体験コーナーや、ハウス型の落書きコーナーなども設置。8月24日(土)、25日(日)には、「アニアすくい」実施のほか、先着100名に「アニア パンダがいっぱいセット」のプレゼントも用意されています。

(マグミクス編集部)

【画像】「中の人」のスゴ腕作品が続々…! 展示内容を見る(22枚)

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