「睡眠時間返して…」歴代ドラクエの時間泥棒すぎる「やりこみ要素」とは?
睡眠時間を削るほど『ドラゴンクエスト』シリーズをやりこんだプレイヤーも多いはず。ボリューム満点でやりごたえのある要素が多い『ドラクエ』作品のなかで、とくに多くのプレイヤーが時間を費やしたと思われるやりこみ要素を紹介します。
ちょっと寄り道のはずが? 時間泥棒なやりこみ要素

『ドラゴンクエスト』シリーズ(以下、『ドラクエ』)は、RPGの王道ともいえるおなじみのシステムと、奥深いストーリーで多くの人に愛されています。
そんな『ドラクエ』の歴代作品には、メインストーリー以外にも「おまけ要素」や「やりこみ要素」と呼ばれるお楽しみコンテンツも実装され、なかにはドハマリして「睡眠時間と青春を費やした」という熱心なファンもいるほどです。
そこで今回は『ドラクエ』シリーズのなかでも、とにかくやることが多かった「時間泥棒」な作品とその内容を紹介します。
最初に紹介するのは、1995年に発売された『ドラゴンクエストVI 幻の大地』です。「DQ(ドラクエ)を超えるのはDQだけ」という斬新なキャッチコピーで知られる作品で、やりこみ要素がふんだんに盛り込まれていました。
『ドラクエ6』のやりこみ要素を語るうえで外せないのが、「ベストドレッサーコンテスト」です。「ベストドレッサーコンテスト」はキャラクターの「かっこよさ」を競う大会で、最大でランク8まで昇りつめることが可能です。
ランク8を突破するには「かっこよさ」が360以上必要なので、かっこよさの高い装備アイテムの収集や、コーディネートボーナスがつく装備の組み合わせなどを探し求めることになります。
メインストーリーを進めるだけならランク3のクリアで十分ですが、「ついでに上級ランクに挑戦しよう」なんて考えてしまうと大変なことに。おしゃれ装備集めに夢中になり、肝心のメインストーリーが進められない……という経験がある方も多いことでしょう。
昇級した際の景品も有力なアイテム揃いのため、簡単に諦めきれない魅力があるコンテストでした。
次に紹介するのは、2000年に発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』のやりこみ要素です。同作は人間の職業だけでなく、モンスター職まで追加されたため、本気で育成しようとすると費やす時間は前作の比ではありません。
また懐いたモンスターを「モンスターパーク」に送ってコレクションすることも可能で、280種類のモンスターをコンプリートすると特別なアイテムがもらえる仕組みでした。