『ザ・ファブル』TVアニメ化決定! 高橋良輔監督×手塚プロダクションのタッグで制作
実写映画化もされたマンガ『ザ・ファブル』が、今度はTVアニメ化されることになりました。監督は『ボトムズ』『ダグラム』『火の鳥』などで知られる高橋良輔さん、アニメーション制作は手塚プロダクションです。
寓話と呼ばれし無敵の殺し屋「ファブル」の「休業生活」が始まる…!

岡田准一さん主演で実写映画化もされた『ザ・ファブル』のTVアニメ化が発表されました。あわせて公式WEBサイト、公式Twitterアカウントが開設されています。
マンガ『ザ・ファブル』(著:南 勝久)は、「週刊ヤングマガジン」(講談社刊)にて連載され、単行本累計発行部数は2100万部を突破しました。
幼少期から殺し屋としての英才教育を受け、どんな敵も6秒以内に葬り去る、無敵の殺しの天才、通称「ファブル」は、ある日組織のボスから「1年間誰も殺してはならない」という突然の指令を受け、そこから人殺しをしない全く新しい生活を始めます。「佐藤 明」と名乗り、プロとして初めて普通の生活を過ごしますが、そうした平穏な日常の中に蠢く、不穏な空気が「明」を放って置いてはくれません。果たして、この最大にして至難のミッションを遂行することはできるのでしょうか。
アニメ化発表にあたり、原作者である南 勝久先生は「実写映画に続き、この度のアニメ化とまたひとつ夢・目標に手が届き、関係者の皆様には大変感謝しております。『ザ・ファブル』の構想を練り出した時点から、密かに実写映画化とアニメ化の両方を念頭に入れておりました。昨年、髙橋良輔監督たちが僕の地元まで足を運んでくれて、今作の事を熱く語られているのを聞いた時、このアニメは良いものになると直感いたしました。原作ファンの皆さん、漫画と同じように動くアニメの『ザ・ファブル』をぜひ楽しみにしていてください。僕も皆さんと同じくワクワクしながら完成を待ち望んでおります」としています。
南先生が言及しているように、アニメ版の監督を務めるのは『装甲騎兵ボトムズ』シリーズや『太陽の牙ダグラム』『火の鳥』など数多くの作品を手掛けてきた高橋良輔さんです。高橋監督はアニメ化について「『紙面上のキャラに針を刺すと血が出るような……』これは単行本一巻の表紙裏に書かれた原作者の言葉である。正にアニメの『ザ・ファブル』が目指すものもこの一点にある。作品の中で描かれる“強さ”も“優しさ”も“侠気”も“狂気”も、切れば噴き出す熱い血を持ったキャラクター達によって語られなければならない。いざ、我ら一同も身震いして佐藤兄妹と共に――浪花へ!」と述べています。
アニメーション制作は手塚プロダクションが担当するとのことです。
【スタッフ】
原作:南 勝久『ザ・ファブル』(講談社「ヤングマガジン」掲載)
監督:髙橋良輔
シリーズ構成:高島雄哉
脚本:高島雄哉 森田眞由美
キャラクターデザイン:大下久馬 長谷川早紀 羽山淳一
アニメーション制作:手塚プロダクション
※高橋良輔監督の「高」は、正確には「はしごだか」
(C)南勝久・講談社/アニメ「ザ・ファブル」製作委員会
(マグミクス編集部)