ファミコン世代が絶望? 有野課長も大苦戦した「激ムズソフト」5選
フジテレビ系の人気番組『ゲームセンターCX』のなかで有野課長も大苦戦した、激ムズのファミコンソフトを紹介します。途方に暮れてしまうほどの高難易度のゲームとは、一体どんな内容だったのでしょうか。
多くのプレイヤーの心をへし折った高難易度ソフトたち
人気ゲームバラエティ番組『ゲームセンターCX』(フジテレビ系)では、有野課長(よゐこ・有野晋哉)はいつも根気強いプレイを見せてくれます。激ムズゲームのエンディングを見るために奮闘する姿は、つい応援したくなります。
しかし、そんな有野課長でさえ、ときどき大苦戦を強いられる場面がありました。今回は、そんな高難易度で知られるファミコンソフトを紹介します。
最初に紹介する『魔界村』は、アーケードゲームからの移植作です。1986年にカプコンから発売され、あまりの難易度の高さで多くのプレイヤーを絶望させたファミコンソフトでした。
動きの読みにくい強敵、独特のジャンプの挙動、そして画面のチラツキなど、ファミコンならではの、さまざまな困難がプレイヤーを苦しめます。そして有野課長も、最初のステージに登場した難敵「レッドアリーマー」に大苦戦しました。
しかし、相当難しいゲーム内容だけに、何度も挑戦して攻略できたときの達成感がたまらないソフトでもあります。このゲームに挑んだファンからは「少しずつ攻略するのが楽しかった」「クリアに時間がかかったけど、BGMを聴くと胸が熱くなる」といった声もあり、激ムズの印象とともに、攻略した喜びが忘れられないソフトとしても語り継がれています。
ハドソンの名物社員「高橋名人」を主人公にした『高橋名人の冒険島』も、激ムズのゲームとして知られています。本作は、セガが発売したアーケードゲーム『ワンダーボーイ』の主人公キャラを変更した移植作です。
石オノやスケボーを駆使してステージクリアを目指す横スクロールのアクションゲームですが、そのスケボー搭乗時の操作が難しかったり、初見殺しのトラップが多かったりと、難易度の高さは折り紙つきでした。
実際に有野課長が苦戦を強いられていたのが、左右に動く足場をジャンプしていくステージです。ジャンプするタイミングがシビアで、落下したら即死するため、ひたすら同じ難所を繰り返し挑戦していました。
そんな『高橋名人の冒険島』ですが、危険なステージを頭に叩きこみ、一気に駆け抜けてクリアできたときは爽快で、「難しいんだけど、このテンポが気持ち良いんだよね」といった意見もあります。