【漫画】高温の販売機を発見した道化師 助けてあげようと取った行動が「素敵」
猛暑のなか街を歩く赤鼻の旅人さん。工場の横にあった販売機でお水を買うことにしました。しかし、販売機の様子がおかしく触ってみると……? 大人気シリーズ赤鼻の旅人『うだる』が「ほっこりする」と話題です。作者のぴえ太さんにお話を聞きました。
販売機も夏バテ?
ジリジリと暑いなかを歩いていた赤鼻の旅人さんは、工場の横にある販売機で水を買おうとしています。買った飲み物を飲んでいたら、自販機になにやら違和感を覚えました。旅人さんが「君大丈夫?」と販売機に触ると、ヤケドをしそうなほどに機械が熱くなっていました。なんとか販売機を日陰に移動させようと試みますが……?
ぴえ太さん(@camoy_ghost)による創作マンガ『うだる』がTwitter上で公開されました。大人気の赤鼻の旅人シリーズで、読者からは「優しい世界で素敵!」「心が暖まりました」などの声があがっています。道化師の優しさとストーリー展開が多くの人の心を掴み、今作のいいね数は8000件を超えました。
作者のぴえ太さんにお話を聞きました。
ーー赤鼻の旅人シリーズ、大変人気ですね。本エピソードが生まれたきっかけを教えてください。
もともと物言わない機械が出てくる話を描きたいと思っていたのと、用事で出かけようと思って自転車をさわったら直射日光でサドルがもの凄く暑くなっていて驚いたんですが、それをマンガに組み込んだら面白そうだと思って描いたのが「うだる」です。
ーー「目をみればなんとなく気持ちがわかる」というセリフが印象的でした。道化師の明るさの裏側を表現するうえで、工夫された点などはおありでしょうか?
工夫したところは表情です。とくに目元と眉の形を意識しました。いろんな感情が混ざっている状態なので微妙な変化にしました。でも微妙過ぎて気付かれないこともあるのでちょうどいい塩梅が難しいです。
ーー今回のエピソードに寄せられた読者の声で、特に嬉しかったコメントがあれば教えてください。
出来るだけ穏やかな読後感になってほしかったので誰のコメントがというのは無く、皆様が同じように優しい話・ほっこりしたと言っていただけたのが嬉しいです。
ーー本作品に登場する販売機は夏の暑さで本来の力が発揮できていませんでした。ぴえ太さんおすすめの夏バテ対策を教えてください。
私も暑いのはとても苦手なので、逆におすすめの夏バテ対策知りたいです。
ーー今後マンガを創作していくにあたって、挑戦してみたいジャンルや描いてみたいストーリーはありますか?
「赤鼻の旅人」の他に「ニンゲンの飼い方」という作品も少しずつ描いているのですが、その話もちゃんとしたマンガ形式で描いてみたいなと思っています。
●ぴえ太さん 過去のインタビュー
(マグミクス編集部)