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大人になってからわかった? 『風の谷のナウシカ』の謎シーン3選

複雑な間柄だった? クシャナとクロトワの本当の関係

本心のわからない謎の男・クロトワ (C)1984 Studio Ghibli・H
本心のわからない謎の男・クロトワ (C)1984 Studio Ghibli・H

 最後は、トルメキア軍の将軍(原作マンガでは王女)クシャナの副官であるクロトワについてです。

 クロトワは映画のなかで、本心がわからない男として描かれています。普段はとぼけた感じを装っているものの、クシャナが行方不明になったときには「やっとめぐってきた幸運か?」などと呟いており、心からクシャナに忠誠を誓っているわけではなさそうでした。

 そんなふたりの関係性は、アニメを観ただけだと「よくわからない」と感じるのは無理もありません。実は、原作マンガのクロトワには「クシャナを監視し、抹殺することを命じられた刺客だった」という設定があるのです。

 原作マンガのほうで登場するクシャナの父・ヴ王は、正統な血筋であるクシャナを脅威に感じ、粛清しようと策謀を巡らせます。そのための刺客として送りこんだのがクロトワでした。しかし、クロトワはその命令を遂行したとしても、口封じに殺されることを予想していました。そこで自分の正体をクシャナに見破られたあとは、ヴ王を裏切ってクシャナに寝返ります。

 アニメのなかで、クシャナとクロトワは主君と家来という関係性ながら、何やら複雑な事情がありそうに見えたのは、このような原作マンガの設定が影響したのかもしれません。

 長編の原作をアニメ映画に落としこむ以上、すべてを事細かに描写するのは不可能です。もし、ほかにも気になったシーンやわからないシーンなどがあった方は、『風の谷のナウシカ』の原作マンガを読んでみると解決するかもしれませんね。

(LUIS FIELD)

【画像】映画『風の谷のナウシカ』の謎シーン! 原作マンガなどで真実が明らかに!?(4枚)

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