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「恥ずかしすぎて見てられない?」 『ドラゴンボール』の戦士たちがやらかした黒歴史3選 

『ドラゴンボール』は、戦士たちの胸アツなバトル展開が大きな魅力のひとつです。ド派手な技や多彩な変身などでワクワクさせてくれますが、なかには読者の共感性羞恥を煽る「黒歴史」を持つキャラもいます。本記事では、そんな『ドラゴンボール』の戦士たちの恥ずかしい過去を振り返ります。

恥ずかしくて見てられない? DB戦士たちの黒歴史

ベジータの初期設定はどうなってたの? 「ドラゴンボール改 Blu-ray BOX2」(Happinet)
ベジータの初期設定はどうなってたの? 「ドラゴンボール改 Blu-ray BOX2」(Happinet)

『ドラゴンボール』といえば、鍛え抜かれた強者たちの胸アツバトルが大きな魅力です。ド派手な必殺技や特殊な能力、変身など、バリエーションに富んだバトルに魅了されたファンも多いでしょう。

 しかし、なかには読者の共感性羞恥を煽るような「恥ずかしい過去」を持つキャラクターもいました。そこで今回は、読み返したときに思わず衝撃を受けた、『ドラゴンボール』の戦士たちの黒歴史を振り返ります。

●突然のオネエ言葉に唖然! 天津飯
『ドラゴンボール』キャラの黒歴史の話題で名前が挙がりがちなのが、「天津飯」です。

 物語序盤の天津飯は鶴仙人の弟子で、殺し屋を目指していた悪役だったことはご存知の通りです。しかし、それよりもインパクトのある黒歴史も忘れられません。

「第22回天下一武道会」の決勝で孫悟空と激突した天津飯は、序盤から悟空を圧倒すると「とっておきの技」を繰り出します。突然「排球拳いくわよーーーっ!!!」と口調が変わり、続けて「はあーーーい」と語尾にハートマークつきで満面の笑みを浮かべます。

 その後、「ワン!!」「ツー!!」「アターーーック!!!!」と、悟空の身体をバレーボールに見立てて、地面に叩きつける技でした。

 ふだんのクールな天津飯からは想像もできない「オネエ言葉」は衝撃的で、ニヤけた表情もあいまってキャラ崩壊レベルです。このときの天津飯の言動について、いまだにファンから「鶴仙流が流行らない理由」「『ハイキュー!』とコラボしろ」などとイジられ、しっかりネタにされています。

●一度きりのグロ描写? ベジータ
 アニメオリジナルのシーンで歌って踊るなどの奇行を見せたベジータですが、原作コミックでも強烈な黒歴史がありました。

 それは地球に襲来したラディッツをピッコロと悟空が倒したときのことです。遠く離れた星にいたベジータとナッパは、スカウターの音声を聞いてラディッツの死を知りました。このとき、とある惑星を侵略していたベジータは、なんと殺した宇宙人の腕をもぎとって「クチャクチャ」と食べていたのです。

 あまり目立たないシーンのため、見逃したファンもいるかもしれませんが、ネット上では「原作を読み返したときに見つけてゾッとした」などと動揺する声も見受けられました。

 もちろん、それ以降ベジータが宇宙人を食すシーンはなく、あまりにも野性的な衝撃シーンとして語り継がれています。

●思い出す度に恥ずかしくなる? トランクス
 最後に紹介するのは、未来からやってきたトランクスの黒歴史です。セルとの戦いに参加することになったトランクスは、父・ベジータと一緒に「精神と時の部屋」に入り、厳しい修行を積みます。

 そして超サイヤ人の限界を超えたベジータがセルに挑みますが、完全体になったセルにはかないません。その戦いを見守っていたトランクスは「父さんを超えてしまった」と自信満々に語り、対セル戦にも手応えを感じていました。

 満を持して戦いに臨んだトランクスは、セルのパワーを上回る形態を披露しますが、その攻撃はまったく当たりません。同じ頃、トランクスと同じ形態にたどり着いていた悟空は「これでは勝てねえ」「こんなにふくれあがった筋肉ではパワーは大きくあがってもスピードが殺されてしまうんだ」とダメ出ししていました。

 あれだけ自信満々に父超えを語っていたトランクスの盛大なやらかしに、ファンからは「共感性羞恥がキツい」「トランクス本人が真面目だからこそツラい」と言った声があがっていました。

 誰にでも、忘れたい過去のひとつやふたつはあるはずです。地球のために勇敢に戦った『ドラゴンボール』の戦士たちにも同じような経験があったと思えば、いつか笑い飛ばすことができるかもしれませんね。

(マグミクス編集部)

【画像】とても見てられない? DB戦士の恥ずかしい黒歴史

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