マンガ『レッドブルー』の「MMA甲子園」が現実に 高校生世代の総合格闘技大会開催!
主人公の高校生が総合格闘技に挑むマンガ『レッドブルー』の、劇中で描かれる「MMA甲子園」が現実のものになりました。大会名もそのまま「MMA甲子園」で、『レッドブルー』とのコラボも発表されています。
日本の「次の世代の格闘家」を輩出する大会
小学館「週刊少年サンデー」に連載中の、MMA(総合格闘技)を題材としたマンガ『レッドブルー』にて描かれている高校生世代の総合格闘技日本一を決める大会「MMA甲子園」が、リアルに開催されることになりました。
2023年7月14日(金)、格闘技団体「GRACHAN」代表の岩崎ヒロユキ氏は都内で記者会見に臨み、「MMA甲子園」の旗揚げ、およびマンガ『レッドブルー』とのコラボレーションについて発表しました。
マンガ『レッドブルー』(著:波切 敦)は上述のように、2022年1月より「週刊少年サンデー」にて連載中で、2023年6月16日(金)には最新コミックス6巻が発売されました。主人公「鈴木青葉」がMMAの全国チャンピオンをぶん殴るという目標のため総合格闘技ジムに入門し、高校生世代の総合格闘技日本一を決める大会「MMA甲子園」に臨むという物語で、2023年7月現在、本誌連載では青葉が多士済々な対戦相手を撃破し決勝まで勝ち進んでいます。
リアルの総合格闘技大会「MMA甲子園」の旗揚げ、および『レッドブルー』とのコラボについて、岩崎ヒロユキ氏は次のように述べています。
「子供の頃、漫画を通じて野球やサッカーに夢を抱き、その魅力に引き込まれた経験は私にとって大切なものです。MMAという格闘技にどう関連付けるかと悩んでいましたが、なんとMMAを題材にした漫画が『週刊少年サンデー』で連載されていることを知りました。さらに驚いたことに、その中には自分が行う“MMA甲子園”のプロジェクトが描かれていたのです。
これは私にとって、小さな奇跡のような瞬間です。まさか自分が関わる活動が漫画で取り上げられるとは夢にも思っていませんでした。
『レッドブルー』の担当編集者の宮川さんとの繋がりができたことも、非常にありがたく感じています。お互いに支え合いながら、何か良い影響をもたらせるかもしれないと期待しています。
漫画が青少年にスポーツへの興味を持たせるきっかけとなり、そしてMMAという分野に目を向けさせる。これは素晴らしいことだと感じます。
これからのプロジェクトの展開については、慎重に、しかし前向きに取り組みたいと思います。少しでも多くの人にMMAの魅力を伝え、特に若い世代が新しい挑戦をするきっかけになれば幸いです」
なおリアルの総合格闘技大会「MMA甲子園」は、2023年9月頃より地方予選を開始、全国大会は2024年2月頃に東京で開催予定といい、詳しい情報は後日発表とのことです。
■「MMA甲子園」公式WEBサイト
https://japan-mma1.com/
(マグミクス編集部)