ジャンプ作品の戦闘狂キャラ・3選 「闇落ち」した理由が泣ける!
バトル作品において、圧倒的な強さで主人公の前に立ちふさがるのが戦闘狂キャラです。戦いや強さを求めて戦闘に身を投じる姿はまさに狂っていると言えます。今回、ジャンプ作品に登場する指折りの戦闘狂を3人紹介します。
求めているのは強者との死闘!
狂気的なまでに強さを追い求める「戦闘狂キャラ」は、バトルアニメやマンガで存在感を放ちます。今回、ジャンプ作品のなかでも指折りの戦闘狂3人を紹介します。異常なまでに強さに執着する「闇落ち」の背景には、悲しい過去を持ったキャラもいました。
※本記事には『HUNTER×HUNTER』『銀魂』『鬼滅の刃』登場キャラのネタバレがあります。ご了承のうえ閲覧ください。
●『HUNTER×HUNTER』ヒソカ
『HUNTER×HUNTER』に登場するヒソカは、戦闘狂を語るには欠かせないキャラクターです。強者とのタイマンにこだわるヒソカは、脳内のおもちゃ箱に実力者(おもちゃ)をコレクションし、気に入った獲物との対戦に興奮するなど変態的な戦闘狂です。コミックス31巻の第495話では「玩具(おもちや)は多い程楽しいじゃない?」と狂った思考を明かしています。しかし一方で見込みのない弱者には興味がないほか、自分の過去にすら無関心で過ぎ去ったことはすぐに忘れてしまうようです。
天空競技場での対カストロ戦では、相手の念能力を見破るべくあえて技を受け両腕を失います。しかし、自信の念能力で片腕を復活したように見せかけ、切断された腕からトランプを取り出してマジックを披露するなど狂った一面も描かれました。
●『銀魂』神威
『銀魂』の神威は、万事屋銀ちゃんの紅一点・神楽の実兄で、宇宙最強の戦闘民族「夜兎族」の生まれです。常に笑顔を浮かべ飄々とした態度でいますが、笑顔はあくまでも「殺しの作法」であり殺意の表れ。宇宙最強の戦闘民族の血を受け継いでいる戦闘狂であり、相手を殺すことに一切のためらいのない冷血漢です。
しかし、そんな神威が強さを求める理由には悲しい過去がありました。病に伏していた母を救うためには父を超えてゆくしかないと考えた神威は、夜兎の風習「親殺し」をすべく父に奇襲を仕掛けます。左腕を切り落とすことはできたものの、それをきっかけに夜兎の本能が暴走した父に、逆に殺されかけてしまいます。神威はこの一件をきっかけに強くになるために家出し、父を超えることだけを目標に生きています。