人気マンガ原作の夏アニメ5選 「令和に復活」「実写版とセットで楽しみ」
2023年の夏アニメは人気マンガ原作の作品もあり、早くも1話を見てこれからに期待する声が続出しています。アニメから知った人も、放送を機に原作を手に取るのもおすすめな作品を紹介します。
2023年夏アニメは原作も要チェック
『【推しの子】』や『地獄楽』、『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』など、2023年春はマンガを原作とする作品が、多くのアニメファンから支持を集めました。引き続き2023年夏も、さまざまな人気マンガ原作のアニメが放送され、「どれ観るか迷う」「楽しみ過ぎる」と期待する声も多く聞かれます。
マンガ原作のアニメはオリジナル展開が加わることも多く、原作を読んでいるファンも見逃せません。7月6日(木)から放送を開始した『呪術廻戦 懐玉・玉折』第1話も、学生時代の五条と夏油がバスケをするシーンや、冥々と歌姫の任務シーンなどのオリジナル展開が詰め込まれており、Twitterなどでも実況ツイートが白熱していました。
そこで今回は、2023年夏に放送を開始するアニメのなかから、原作もチェックしておきたい5作品を紹介します。
●『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』7月6日よりフジテレビ「ノイタミナ」枠ほかにて放送中
1996年以来、27年ぶりの再アニメ化となった『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、2023年夏アニメのなかでも期待する人が多い作品です。
リメイク版は原作者である和月伸宏先生がキャラクターデザインやシナリオなど全編を監修しており、さらに最新の技術で原作を第1話から再構築しています。一新されたキャストを不安視するファンも見られましたが、和月先生の「文句無しの赤丸花丸太鼓判」というコメント通り、7月6日(木)24時55分から放送された第1話は、「予想してたより違和感ないかも」「声優の演技もアニメーションも素晴らしい」と、ポジティブな意見が目立っていました。
すでに2クールでの放送が決定していますが、リメイク版では「どこまでアニメ化されるのか」「まだ登場していないキャラを演じるキャストは誰なのか」など、いろんな点が気になるファンが多いようです。
●『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』7月9日よりMBS/TBS系全国28局ネットにて放送中
ブラック企業で働く主人公・天道輝(てんどう・あきら)がある朝起床すると、街はゾンビであふれかえっていた……という衝撃的な展開から始まる『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』(原作:麻生羽呂、作画:高田康太郎)は、7月9日(日)17時から放送されたアニメ第1話から、作画や演出が高く評価されています。
アニメではブラック企業での日々がモノクロで描かれる一方で、大量のゾンビに追いかけられながら「会社行かなくてもいいんじゃね?」「やったー!」と歓喜するシーンから、世界がカラフルに色付く演出が「爽快感伝わってきた」「斬新」と、注目を集めていました。
以前より「『日5枠』にゾンビ作品は放送できるのか」と、原作ファンから心配されていましたが、血を赤以外のカラフルな原色で表現して残酷表現を上手くソフトにしているほか、上記の主人公の心情を色の違いで視覚的に強調した演出もアニメならではで、好評を集めています。
なお、Netflixでは2023年8月3日より、同作の実写映画版が全世界配信で公開される予定です。アキラを演じる赤楚衛二さんがゾンビから逃げる臨場感あふれる予告映像には、「こっちもこっちで面白そう」「リアルゾンビの迫力がすごい」と期待の声もありました。