『鬼滅』時透無一郎は他の柱をどう見てた? 「置物」「フクロウ」など独特過ぎる視点
他の柱を動物に例える?

そんな時透は、他の柱をそれぞれ「~みたい」と、動物などの何かに例えています。まず、鳥に例えられたのは胡蝶と煉獄でした。時透の傷の手当や記憶障害の診察をしたことがある胡蝶のことは「燕みたい。優しい笑顔」、煉獄のことは「フクロウみたい。快活な声が心地よい人」と、外見の特徴込みで個性的に表現しつつ、好印象を持っている様子です。
その他、宇髄のことは「猿みたい。たまに頭をぐしゃぐしゃされる」と、最年少だからかなんだかんだでかわいがられている様子が見受けられます。悲鳴嶼のことは「熊みたい。一番強い人」と見たままの巨漢ぶりや、実力面で評価していました。
また、伊黒のことは「山猫みたい。目が綺麗」、刀鍛冶の里でともに戦った甘露寺のことは「ピヨピヨ言ってて桃色のヒヨコみたい。髪の毛が綺麗」と語っています。甘露寺がよくしゃべるのはもちろんのこと、伊黒に関しては「柱合会議」の登場シーンで木の枝の上で横になっていたので、山猫という表現には妙に納得してしまいます。
時透は「あまり話したことがない」と自分への印象が薄かった不死川に関しては「オオカミみたい」、冨岡に関しては「置物みたい」という評価でした。不死川に関しては、外見のワイルドさや性格の粗暴さが端的に伝わりますし、唯一無機物で例えられた冨岡はただただ寡黙であると見られているようです。
時透は人に対して無関心かと思いきや、柱の特徴を的確につかんで秀逸に表現していました。観察力がある分、相手の痛いポイントを突くのも得意な時透は、「刀鍛冶の里編」の覚醒後でも見事な毒舌を見せます。玉壺に対して「便所に住んでそう」「なんかその壺歪んでない?」など、言われたくない言葉を浴びせて煽り、最初はスルーしようとした玉壺を激昂させました。「玉壺とのやり取り好き」「もはやコント」と、アニメでも好評の場面となっています。
上記の柱同士の相互評価は、煉獄がまだ生きており、宇髄も引退していない時のもののため、時透が記憶を取り戻すよりかなり前の時点での印象が語られているようです。「柱稽古編」のTVアニメ放送も予定されており、記憶を取り戻して本来の力を発揮できる時透無一郎の新しい一面や、他の柱との関係性にも注目です。
※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記
(LUIS FIELD)