爆発的スタートの『ポケモンマスターズ』 人気の理由は「世代ごとの遊び方」?
2019年8月29日にリリースされたスマートフォンゲームアプリ『ポケモンマスターズ』が、すでに全世界で1000万ダウンロードを突破する破竹の勢いを見せています。歴代の「ポケモントレーナー」に焦点をあてた今作は、プレイヤー自身の世代によっても楽しみ方に違いが表れるのが大きな特徴といえるでしょう。
みんなが愛したトレーナーたちと冒険へ
今なお『ポケモンGO』が世間を賑わせるなか、株式会社ポケモンと株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が共同開発したiOS/Android用ゲーム『ポケモンマスターズ』が2019年8月29日(木)にリリースされました。リリース後4日のうちに世界で1000万ダウンロードを突破するロケットスタートを切っています。
主人公は人工島「パシオ」を舞台に、かつてゲームやアニメに登場してきた歴代のポケモントレーナーたちとともに「WPM(ワールドポケモンマスターズ)」と呼ばれる大会を制覇することを目指します。
『ポケモントレーナーズ』は、タイトルの名前の通り”ポケモン”から”ポケモンを扱うトレーナー”へとゲームの焦点が移っていることが何よりの特徴です。“ポケモンを捕まえて育てる楽しさ”ではなく、オリジナルストーリーを追いながら、3対3で繰り広げられるチームでのポケモンバトルの戦略性を楽しむゲームになっています。
ゲームを進めていくなかで主人公は数々のトレーナーとの交流やバトルを通じて仲間を増やし、自分だけのチームを作り上げていくのですが、これはまさにアニメ『ポケットモンスター』の初代OP曲「めざせポケモンマスター」の歌詞、“きのうの敵は きょうの友”をそのまま体現しているかのようでもあります。
今作でゲーム攻略のカギを握るのは「絆」。トレーナーとポケモン同士のみならず、トレーナー同士の絆を育むことこそが、ゲーム攻略の肝となるのです。
何より、ストーリーのなかで出会うトレーナーに対する愛着は、プレイヤー自身がポケモンで遊んでいた時期ごとに異なります。それぞれの世代にとって思い入れのあるトレーナーを仲間として選べるのも、同作の魅力のひとつでしょう。
ゲームのみならず、アニメやマンガなど、各プレイヤーが触れてきた「ポケモン」がさまざまであるように、プレイヤーそれぞれに違った楽しみ方ができる点が、『ポケモンマスターズ』の人気を支える大きな特徴と考えることができるのです。
(マグミクス編集部)