【漫画】きつめのドレスで出席した結婚式の、信じられない出来事に「声出して笑った」
結婚式に着ていったドレスに起きたアクシデントを描いたマンガが話題に。「少し背中がきついな」と思いながら出席した友人の結婚式。突然のアクシデント発生も、はおっていたボレロで何とか隠せたのですが……。
読んで笑ってもらえると、自分も救われる
結婚式でドレスに起きたアクシデントを描いたマンガがTwitterで話題になっています。「少し背中がきついな」と思いながら出席した友人の結婚式。突然ドレスの背中が裂けてヒヤリとするも、はおっていたボレロで何とか隠せたのですが、実はドレスは新たな形態に「進化」していて……。
マンガの読者からは、「面白すぎて鼻水出た」「声を出して笑いました!!」「腹筋が壊れました」「4枚目で耐えられなかった」などの声があがっています。行事に着ていくドレスは多くの人にとって悩みの種。「私は喪服でやりました」「保険に羽織ものは着た方がいいんですね」「自分は、ズボンがクラッシュしました」などの体験談も多く寄せられています。
このマンガを描いたのは、も~さん(@mori2ta)。Twitterとブログで、ご自身や家族のお話をマンガに描いて発表しています。今回のマンガについて、も~さんに聞きました。
ーーTwitterでマンガを描き始めたきっかけは?
マンガを通じて広告関係に就職できればと思い、芸大のマンガコースに入りました。有名な漫画家の講師に刺激を受けて、卒業後に本格的に漫画家を目指し始めました。身体の問題や家庭の事情で挫折しましたが、療養中に描いたマンガがバズって、2018年から活動を再開しました。
ーー今回のマンガで描かれた話は、実際に体験されたことだったのでしょうか?
実話です。自分のなかで衝撃的で忘れられない出来事だったので、いつかマンガにしたいなぁとは思っていました。つい最近友人の結婚式に招待されたので、昔のドレスを引っ張り出して試着してみたのですがサイズが合わず、その様子がおかしかったのでマンガにしました。ついでといってはなんですが、その流れで過去にドレスが裂けた話も描こう、と考えたのです。
ーー★印で始まる煽り文が、笑いの効果を引き立てているように感じます。少年マンガ誌などを参考にされたのでしょうか?
そうですね!年の離れた兄が2人いて、小さい頃から少年マンガ誌をいろいろ読んでいたので、その影響が大きいと思います。
ーー作品の構成などで工夫されたところについて、教えて下さい。
ドレスが裂けるマンガのラストは何度も描き直しました。最初はもっと説明を多くしていたのですが、強いインパクトをもたせたかったので全部やり直しました。思いがけず多くの方に楽しんでいただき、とても嬉しく思っています。
どの話も割と突発的に描いてはいるのですが、どうしたら伝わりやすいか、楽しんでもらえるか、というのは試行錯誤しています。わかりやすいように文字でも絵でも情報を込めるようにしています。詰め込みすぎると読みづらくなるので、バランスがとても難しいです。日々精進です。
ーーマンガについて、たくさんの感想が寄せられています。特に嬉しかった感想は?
元々自分の失敗談を描いただけで、あるあるネタだと思ってはいなかったので、「あるある!」と共感の声をいただけたのは嬉しかったです。ご自身が苦しい状況のなか、たまたま読んで笑って「元気になった、救われた」というお声もあって、私も救われたし、元気になりました。
私も苦しい時に色んな作品に元気づけられてきたので、与える側といったらおこがましいですが、発信できる側になったのかと思うととても感慨深いです。
お子様の寝かしつけの時に読んで笑ってしまい、「子供が起きてしまった」という声や、「電車の中で読んで笑いをこらえた」といった声も印象に残りました。
申し訳ない気持ちとともに情景が浮かんできて、こちらも笑顔になりました。
ーーTwitterで発表されるマンガについて、今後どのように活動していきたいですか?
いろんなところにお出かけして、自分の世界を広げて、それをシェアしていきたいという気持ちは変わらずあります。あとは、過去を振り返ったエッセイに加えて、何かもう少し変化も欲しいと思っています。作品を通じていろんな人と繋がって、楽しんでもらいたい。それで自分も楽しくなりたいですね。
(マグミクス編集部)