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『ワンピース』モモの助の母・トキの正体 実は物語のカギを握る人物?

『ONE PIECE(ワンピース)』「ワノ国編」に登場する光月トキは、モモの助の母と子と以外にも「重要人物感がただよっている」というコメントが多いです。「トキトキの実」の能力者で、約800年も前の世界から来たトキがコントのエピソードに再び登場することはあるのでしょうか。

トキにただよう「重要人物感」がすごい

物語がワノ国編へと突入する『ONE PIECE ワンピース 20THシーズン ワノ国編 piece.1』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)
物語がワノ国編へと突入する『ONE PIECE ワンピース 20THシーズン ワノ国編 piece.1』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)

『ONE PIECE(ワンピース)』の「ワノ国編」に登場した、モモの助の母・光月(天月)トキは謎の多い人物です。ネット上では「Dの一族ではないか?」「重要人物感がヤバい」と話題を集めていました。時を自在に行き来できる「トキトキの実」の能力者、トキとはいったい何者なのでしょうか。

※この記事では『ONE PIECE』のキャラの生死に関わる記述があります。

 ワノ国にはかつて将軍家である「光月家」の下に、「霜月家」「黒炭家」「雨月家」「天月家」「風月家」がありました。トキの旧姓は天月で、「ワノ国編」の主要人物である光月おでんと結婚しています。ワノ国に向かおうとしていたところでおでんや白ひげと出会い、船に乗りました。しかし、なぜ幼い頃から「ワノ国へ行く」という夢を掲げていたのかは不明なままです。

 トキが生まれたのは、世界政府が研究を固く禁じているため謎に包まれている800年前から900年前の「空白の100年」頃と推測されています。ジョイボーイが実在していた時期も「空白の100年」に当たるため、ネット上には「空白の100年の謎を解き明かすヒントがトキにあるはず」といった声が見られました。

 ほかにもトキを母に持つモモの助の能力にも注目が集まっています。モモの助は巨大な象・ズニーシャと意思疎通が可能です。ズニーシャからの情報により、800年前に「罪」を犯したことや、ジョイボーイの仲間だったことが判明しています。

 トキが馬を走らせながらおでんとの思い出を振り返るシーンで、おでんが「お前も… 探しに来たんじゃないのか? 800年の昔から 世界がひっくり返る日を……」「ならば20年先へ飛べ… お前の望む…」と語ったところで、トキがそれ以降の言葉を遮る場面が描かれました。このことから、モモの助たちを20年後に飛ばしたことについて、「おでんからの指示」以外にも何か意味があるのではないか、という考察もあがっています。

 結局トキ自身が20年後の世界を見ることは叶いませんでしたが、読者からは「20年後にジョイボーイが再び現れることが分かっていたのか?」「この20年がなにか大きなカギを握りそう」と推察する声が多くあがっていました。

 さらにトキに関しては、おでんと初めて会ったときに着ていた着物の月の柄から「Dの一族の関係者ではないか?」と考察する声もありました。これは以前からネット上で「Dは半月の意味を持っている」という考察があるためです。最終章では意外なキャラが「Dの一族」であることが明らかになりましたが、光月トキについても可能性が0ではない以上、注目が集まります。

(マグミクス編集部)

【画像】光月トキとの関係も? すでに登場している「Dの一族」たち(5枚)

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