【漫画】厨二病時代「店員に『ありがとう』なんてバカバカしい」 数年後、自分がアルバイトの立場になり?
思春期真っ只中の主人公は、店員さんとコミュニケーションをとることに拒否反応を示していました。数年後、コンビニでのアルバイト中にお客様から、ある言葉をかけられて……。作者のぬこー様ちゃんさんにお話を聞きました。
さまざまな共感、体験談が集まる
レジで会計が済むと無言でそそくさとその場を立ち去る中学2年生の主人公。店員のためには、徹底してドライな関係性でいるべきと思っていました。ましてや「ありがとう」など挨拶をするのはもっての外です。しかし、ときは流れて、18歳になった主人公は……。
ぬこー様ちゃんさん(@nukosama)による創作マンガ『所得が低そうな人が牛丼屋で「ごちそうさま」を言ってるんじゃなくて、こういうことだと思うのです』がTwitter(X)上で公開されました。いいね数は3.5万を超えており、読者からは「挨拶は大事」「確かに接客業は勉強になることが多い」などの声があがっています。
作者のぬこー様ちゃんさんにお話を聞きました。
ーー今回のエピソードをマンガに描こうと思ったきっかけを教えて下さい。再掲載された理由などもあれば加えてよろしくお願いします。
ネットで話題になっていたので再掲載しました! もちろん接客経験しなくても感謝できる人はいますけど、実際に経験したほうがより感謝できるかな……と。
ーーこの作品を描くうえで気を付けた点や工夫した点はありますか?
中2のときの、こじらせ感に気を付けました。
ーーたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。
ほとんどのかたに同意していただいて感謝しかないです。
ーーこれまでにぬこー様ちゃんさんはどのようなお仕事をされたのですか? また、そのときの経験で学んだことや、今現在に活かしていることなどがあれば教えて下さい。
高校生のときからアルバイトで、コンビニ店員・スイミングスクールコーチ・体操教室コーチ・トレーニングジムインストラクター、正社員としては、スイミングスクールとイラスト系専門学校講師の経験があります。
コンビニ以外は「人に教える」お仕事ばかりです。そのおかげなのかいろんな世代の方と接する機会に恵まれ、どんな人とでも楽しく会話できるスキルが身に付きました。
ーー昔はマンガの読者で、現在はマンガの作者になったことで、ぬこー様ちゃんさんのマンガへの捉え方や、心境など変わった部分があれば教え下さい。
実際はまだサービスを受けている側です。マンガはただ描いても「読んでもらえない」「お金にならない」です。 Twitterなどの掲載媒体、Kindleインディーズなどのマネタイズ手段、そしていつも読んでくれる読者さんがいて 僕の生活が成り立っているので、日々感謝しながらマンガを描いています。
Twitterアルゴリズム解説マンガを描いて、Twitter Blueの価値をアピールしたり Kindleインディーズがちゃんと儲かることを隠さず拡散したり、 読者さんにはTwitterスペースにて無料で相談のったり……。とにかく調子に乗らないよう気を付けています。感謝大事です。
●ぬこー様ちゃん 過去のインタビュー
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(マグミクス編集部)