ジャンプの「師匠」キャラは誰が好き? 「名言製造機」「敵としても完璧」
「週刊少年ジャンプ」のさまざまな作品のなかには、優秀な「師匠」が多数登場します。数いる師匠たちのなかでも、知名度、実績でも別格なのは『ドラゴンボール』の亀仙人ではないでしょうか。スケベですが、弟子としっかり向き合い、いざという時に頼れる姿は、まさに名師匠です。しかし「ジャンプ」作品の名師匠は亀仙人だけではありません。
「ジャンプ」最強の師匠キャラといえば?

「週刊少年ジャンプ」のさまざまな作品には、優秀な師匠ポジションのキャラが多数登場します。その師匠たちのなかでも人気、知名度などで頭ひとつ抜けているポジションのキャラは、『ドラゴンボール』の亀仙人ではないでしょうか。普段はピチピチギャルが大好きなスケベ老人ですが、弟子たちとしっかり向き合い、いざという時は自分も身体を張って戦う頼れる姿は、まさに名師匠です。
そんな亀仙人は「殿堂入り」として、今回は他にもネット上で人気の高いジャンプの名師匠を3人紹介します。
まずひとり目は、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する比古清十郎です。『るろうに剣心』は2023年7月からキャストを一新しての新アニメの放送も始まり、早くも「比古清十郎の新しい声優は誰だろう」と予想するファンも出ています。比古は、主人公・緋村剣心に飛天御剣流を教えた師匠であり、剣心の育ての親でもあります。剣心が呆れるほどの自信家で、修行時には剣心に厳しく接する姿も見せました。
思いつめる剣心に「どんなに強くなろうとお前は一介の人間。仏や修羅になる必要はない」と伝える姿にも、ネット上では「とにかく優しい人だよね」「厳しいけど、心から剣心を想う優しさを感じる」といった声が上がっています。そして、圧倒的な「作中最強」のキャラでもあり、志々雄真実配下の十本刀のひとりで身長8m越えの武人・不二との一戦も、「登場のタイミングから倒し方まで完璧」「相手の全力を引き出させて戦って、真っ向から上回るのかっこよすぎる」と、名勝負として人気です。
また、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』に登場するアバン先生も、高い人気を誇ります。9月に新作ゲームの発売も控えている『ダイの大冒険』の主人公・ダイは、勇者の家庭教師アバン先生のもとで学び、その後世界を救うために冒険を繰り広げました。
本人の高い実力、指導力や、かっこいいビジュアル、序盤で死亡したと思わせてからの終盤での復活など、話題に事欠かないキャラでもあります。前日譚となる外伝のマンガ『勇者アバンと獄炎の魔王』も人気を集める他、2022年には『ダイの大冒険』のポータルサイトでアバン先生の名言投票が行われました。この投票では、アバン先生が「愛や優しさだけでは必ずしも他人を守れない時もあるのです 正義なき力が無力であるのと同時に、力なき正義もまた無力なのですよ」と、幼少期のマァムに伝える言葉が1位を獲得しています。
ネット上でも、「現実世界にも当てはまる至極の名言」「アバン先生はジャンプきっての名言製造機」と支持されていました。2位の「みなさん! ジタバタしましょう!!」、3位の「敗北とは 傷つき倒れることではありません そうした時に 自分を見失った時のことを言うのです」などのセリフも、「大人になってからの方が刺さる」「辛い時思い出したい名言」と人気です。
その他、『銀魂』の吉田松陽先生も、重要な師匠キャラです。主人公・坂田銀時や高杉晋助らの師匠である松陽は、人として、武士としての教えを授けてくれた人物です。弟子想いの優しい師匠であり、銀時たちの父親的存在でした。
しかし『銀魂』のラスボスとして、銀時たちの前に立ちはだかったのも松陽です。そんな松陽に対して、ネット上では「正体が衝撃的だし泣ける」「『他人におびえ自分を護るためだけにふるう剣なんてもう捨てちゃいなさい』『ハンパ者が夜遊びなんて100年早い』とか、松陽先生の言葉が好きだったな」「師匠としても敵としてもキャラ立ちすぎ」「アニメだと声が山寺宏一だから余計好きになる」など、人気を集めています。
他にも『幽☆遊☆白書』の玄海師範や、『SLAM DUNK』の安西先生、『ジョジョの奇妙な冒険』第2部のリサリサ先生、『聖闘士星矢』の水瓶座のカミュ、『NARUTO -ナルト-』の自来也、『鬼滅の刃』の鱗滝左近次など、いろんな師匠ポジションのキャラが重要な教えや高い実力を見せてきました。あなたが好きな師匠キャラは誰ですか?
(マグミクス編集部)