『ドラゴンボール』クズ? それとも不憫? 悟空の兄・ラディッツに読者の意見飛び交う
『ドラゴンボール』に登場するラディッツは、ファンの間で「作中屈指のクズキャラ」といわれることが多いです。どうしてラディッツは「クズ」といわれ続けているのでしょうか?
ラディッツの印象は人それぞれ?
『ドラゴンボール』には個性的なキャラが多数登場します。魅力的なキャラも多い一方でなかには印象の良くないキャラもいました。ファンの間で「一番のクズキャラはラディッツでは?」と話題になりました。なぜ、ラディッツは「作中一のクズ」といわれているのでしょうか。
※この記事では『ドラゴンボール』のキャラの生死に関わる記述があります。
ラディッツは悟空の実兄で、宇宙最強の戦闘民族・サイヤ人の存在を初めて明らかにした重要なキャラでもあります。また、当時は最強だったピッコロを一蹴し、悟空とピッコロが手を組んでも勝てないという、絶望感をファンに与えました。
そもそも、ラディッツが地球を訪れたのは、悟空を仲間にするためでした。高値で売れそうな惑星を攻めることにしたものの、苦戦が予想されたため悟空の存在を思い出して地球に来たのです。
しかし、悟空からは 仲間になることを断られてしまい、ラディッツは悟空の息子・悟飯を人質に取り、「明日までに地球人100人の死体を用意しろ」と要求しました。最終的には、ピッコロの魔貫光殺砲によって悟空もろとも射抜かれて敗北します。
力でねじ伏せるだけでなく、卑怯な方法で脅迫するラディッツに、ネット上では「甥っ子の悟飯を人質にするとかクズすぎるだろ」「100人の死体を用意しろって要求が苛酷すぎる……」といった声があがっていました。
ところが、ラディッツは「クズ」といわれる一方で「不憫キャラ」として名前が挙げられることも多いです。不憫といわれる一番の要因は、主人公の実兄でありながら、早々に退場させられてしまった点です。
さらに仲間であるはずのベジータとナッパからは「よわむしラディッツ」「出来損ない」と暴言を吐かれ、ドラゴンボールで復活してもらうことも叶いませんでした。重要人物であるにもかかわらず、作中で不憫な扱いを受けるラディッツに対して、ファンからは「周りが優しかったらひねくれなかったんじゃない?」「クズだけど一回くらい復活してほしい」などの声があがっていました。
ラディッツへの印象は人によって「クズ」や「不憫」など、さまざまです。あなたはラディッツに対して、どんな印象を持っていますか?
(マグミクス編集部)