「ドラクエやFFだけじゃない」ファミコン時代から脈々と続く「人気シリーズ」3選
ゲームソフトのなかには、ファミコン時代からいまだに続編が発売され続け、ファンに長く愛されている作品が存在します。この記事では対応するゲーム機が変わっても、多くの世代から支持を受ける普遍的な魅力を持った作品を厳選して紹介します。
ファミコンの時代から脈々と続くロングランシリーズとは?
家庭用ゲーム機に革命を起こしたファミコンの時代から現在に至るまで、数多くのゲームソフトが生まれました。そのなかには『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』シリーズのように、現行ハードでも続編がリリースされ続けている作品も存在し、ゲームファンを楽しませています。
もちろん『ドラクエ』や『FF』以外にも、ファミコン時代から続編が発売され続けている作品があります。本記事では、そんな長きにわたってファンから愛されている人気シリーズの魅力をご紹介します。
最初に紹介するのは、今年5月に最新作の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が発売された「ゼルダの伝説」シリーズです。
Nintendo Switch用ソフトとして発売された「ゼルダの伝説」の最新作は、前作を上回る圧巻のグラフィックと没入感のある演出でプレイヤーを惹きつけ、発売から3日で世界販売本数1000万本を記録する、とてつもない大ヒット作となりました。
SNSでも「爽快なアクションがたまらなく楽しい」「ゼルダの伝説を初めてプレイするけど、おもしろすぎる」など、絶賛する声が多く寄せられています。
「ゼルダの伝説」シリーズは新作が発売されるたびに話題になり、世代を超えて新たなファンを獲得したことで成功をおさめたシリーズと言えるでしょう。
同シリーズの初代『ゼルダの伝説』はファミコンのディスクシステムで発売され、2Dのトップビュー視点のゲームでした。難易度もかなり高く「面白かったけど死にまくった」「何度も挑戦してやっとクリアできた記憶がある」といった声が挙がったほどです。
最新作の『ティアーズ オブ ザ キングダム』は美しい3Dグラフィックで表現されているので、ファミコンのディスクシステム版を遊んでいたプレイヤーは「ゼルダの伝説」シリーズの驚異の進化に驚かされることでしょう。
そして任天堂のなかでも屈指の人気を誇る「ドンキーコング」シリーズは、1983年に初代『ドンキーコング』のファミコン版が発売されました。
それ以降もいくつか作品が発売されましたが、しばらく期間が空いた1994年にスーパーファミコン版の『スーパードンキーコング』が発売されると、不朽の名作と呼ばれるほどの人気を集めます。
スーファミ最高峰の美しいグラフィックで表現されたキャラクターは、まるでCGアニメのように滑らかに動き、当時のゲームファンに大きな衝撃を与えた作品でした。
その後、NINTENDO 64やWiiでも新作が発売され、普遍的な人気を獲得していきます。「ドンキーコング」シリーズには根強いファンが多く「他のゲームにはない面白さがある」「ドンキーコングは音楽とグラフィックがとにかく最高」と絶賛する声も目立ちます。
同シリーズは、Switch版『ドンキーコング トロピカルフリーズ』が最新作となっていますが、現在Switchで新作タイトルが開発中との噂もあり、今後の展開が気になるところです。
最後に紹介する「ロックマン」シリーズは、カプコンの代表作として多くのナンバリングタイトルがリリースされています。
1987年に第1作目がファミコンで発売されると、個性的なキャラと歯応えのあるアクションが人気となり、数多くのシリーズが誕生しました。とくに1993年にスーパーファミコンで発売された『ロックマンX』ではシステム面やストーリーが大幅に強化され、後のシリーズ作品に大きな影響を与えた作品と言われています。
「ロックマン」シリーズのナンバリングタイトルの最新作は『ロックマン11 運命の歯車!!』で、SwitchやPS4などのハードで楽しめます。また、過去に発売されたシリーズが収められた『ロックマン クラシックス コレクション』も現行ハードで発売され、ファミコン時代のファンにとっては懐かしいタイトルが多数収録されています。
ネット上では「ロックマンはファミコン時代から現在まで遊び続けている、つき合いの長いシリーズ」「最初のシリーズでシステムが完成していたけど、発売されるタイトルはずっと神アクションゲームです」などの声があり、コアなゲームファンの心をつかみ続けているシリーズと言えそうです。
今回紹介したシリーズ作品は、時代の変化に対応しながら新たな魅力を加え、世代を超えて多くのゲームファンを魅了してきました。これからも進化を続けながら、我々を楽しませてくれることを期待しましょう。
(LUIS FIELD)