海賊王は本当に強い? 『ワンピース』ゴール・D・ロジャーの実力とは
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するゴール・D・ロジャーといえば大航海時代を作り出した伝説の人物です。白ひげに打ち勝ったなどの実績はありますが、詳細はほとんど明かされておらず、いまもなお謎に包まれています。実際、ロジャーの実力は、どれほどなのでしょうか。
「海賊王」の実力やいかに

『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するゴール・D・ロジャーは、ロジャー海賊団の船長として世界で初めて「偉大なる航路(グランドライン)」を制覇し、海賊王と呼ばれた人物です。懸賞金が史上最高の55億ベリーを超えることや、「世界最強の男」と呼ばれた白ひげ(エドワード・ニューゲート)と激戦を繰り広げるなど、海賊王の名にふさわしい実績を持っていました。
※この記事では『ONE PIECE』のキャラの生死に関わる記述があります。
しかし『ONE PIECE』の物語が始まった時点では、すでに海軍の手によって処刑されており、いまだに謎に包まれています。これまで明かされた情報をもとにロジャーの実力を見てみましょう。
冒頭でも説明した通り、ロジャーの懸賞金は55億ベリーを超えており、白ひげの50億ベリーや四皇だったカイドウの46億ベリーをも上回っています。懸賞金は強さ以外に危険度を示す数値でもあるため、世界政府にとっていかにロジャーが危険人物と考えられていたかが分かります。
ロジャーは海軍の手によって公開処刑されましたが、ヘマをして捕まったわけではありません。詳しい理由は明かされていませんが、ロジャー海賊団を解散して約1年後に自ら海軍へ自首してきたのです。ロジャーが出頭してきた理由について「妻や子供を守るためなんじゃ?」などの声があがっていました。
また、ロジャーは偉大なる航路を制覇する前に「ゴッドバレー」で、ある「強大な敵」を倒したといわれています。その対戦相手こそ、若き日の白ひげやビッグ・マム(シャーロット・リンリン)、カイドウを含め、強者がそろっていたロックス海賊団でした。
ロジャーと、敵対関係にあったはずのモンキー・D・ガープが手を組み、ロックス海賊団と交戦して壊滅まで追い込んだ、この出来事は「ゴッドバレー事件」と呼ばれ、ガープが「海軍の英雄」と呼ばれるようになったきっかけになりました。
「ワノ国」でルフィと交戦中、カイドウが「世の中はうまくできてる ロジャーが能力者じゃなかったように…!!!」と語ったことから、ロジャーは非能力者であることが判明しています。
ルフィを始め、白ひげやビッグ・マムなど多くの強者が「悪魔の実」の能力者です。しかし、ロジャーは「悪魔の実」を使わずに白ひげやロックス海賊団たちと戦い、勝利しているため、かなりの実力者であることは確実視されています。
ネット上では「白ひげが敗北者になるレベルで強い」「白ひげ、ビッグ・マム、ガープとロジャーと同世代がいまだ頂点辺りに君臨してるのが強さの答え」と、ロジャーの実力を認める声が多くあがっていました。今後のエピソードで、さらに詳しいロジャーの情報が明かされることに期待が高まります。
(マグミクス編集部)