遂に10万部突破 HIPHOPドキュメンタリーマンガ『少年イン・ザ・フッド』第7巻発売
90年代のヒップホップ・カルチャーを題材に、著者自身の実体験をベースに綴るマンガ『少年イン・ザ・フッド』の第7巻が発売されます。これにともない先行販売&サイン会などが企画されています。
暴力よりも強烈なパンチラインで勝負!

扶桑社「週刊SPA!」にて連載されているSITE(Ghetto Hollywood)先生によるマンガ『少年イン・ザ・フッド』の単行本第7巻が、2023年8月18日(金)に発売されます。“ヒップホップ何でも屋”として活動するSITE先生が、自身の実体験をベースに綴った作品で、累計発行部数は10万部を突破したとのことです。
第7巻は、RHYMESTER 宇多丸さんによる帯コメント(後述)、特別COLUMNとしてヒップホップを中心にブラック・ミュージック全般の執筆/翻訳を手掛ける小林雅明氏による「BEEF(煽り罵りあい)の歴史」、90年代から活躍を続けるHIPHOP DJ にしてハードコア・ディガーのDJ SHIMONEさんが登場する巻末特別対談を収録します。
なお2023年8月11日(祝・金)には、Manhattan Records Shibuya(東京都渋谷区宇田川町10 1 木船ビル)にて、『少年イン・ザ・フッド』第7巻の先行販売および著者SITE(Ghetto Hollywood)先生のサイン会が開かれます。サイン会の後は、上述のDJ SHIMONEさんも出演するParty Timeです。詳細はManhattan Records Shibuyaの公式WEBサイトを参照ください。
『少年イン・ザ・フッド』第7巻は1320円(税込)、Amazon.co.jpでは初回特典(数量限定)として、ステッカー(2種ランダム)がつきます。
【『少年イン・ザ・フッド』ストーリー】
主人公ヒロトが通う星屑高校では、「MCバトル部」の歪んだ実態に、中年ラッパーの“師匠”たちも絡みバトルに発展!? 悪徳ブローカーの手引きで来日した技能実習生は、危険な闇バイトにも手を染めてしまい……。多国籍な住人が集まるフッドを舞台に、少年たちは熱い信念を武器に成長していく!
【『少年イン・ザ・フッド』第7巻帯コメント:RHYMESTER・宇多丸さん】
サンプリングセンスも、ハンパねぇ!
SITEくん、僕を帯コメントに呼ぶの、ちょっと遅くない?(笑)。ま、それはともかく……「ストリート・カルチャー」を題材にしたエンターテイメントはこの国でも数々生み出されてきたが、これほど確かな経験と知識に裏打ちされた、「本物」にお目にかかることは滅多にない。間違いなくこれは、世界中で彼にしか描き得なかった物語だ。
(マグミクス編集部)