【漫画】「夫が仕事を休んで看病」涙するほど嬉しいが、一方職場では「ありえない」の声
かつて家族の看病のために、仕事を休むことができなかった夫。しかしコロナ禍では、家族が体調不良の場合、強制的に仕事を休むことになりました。自分が体調不良のとき、そのありがたさをかみしめた妻ですが……。Instagramで公開されたマンガが、「分かります」「家族の代わりはいませんよね」と話題になっています。作者のみほさんにお話を聞きました。
「どっちの言い分もわかる」複雑な心境に共感集まる

家族が体調を崩したときの夫の対応の変化を描いたマンガ「家族の体調不良でパパは仕事を休めるか?」が、Instagramで合計4700以上のいいねを集めて話題となっています。
かつては妻が体調不良のときでも、仕事を休むことはできなかった夫。しかしコロナ禍になり、家族が発熱した場合は強制的に仕事を休まなくてはいけなくなりました。夫の手が借りられるありがたさを感じ、作者が思ったこととは……。読者からは、「分かります!」「家族の代わりはいないですよね」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、主婦のみほさん(@miho_nekokichi3)です。日常の出来事をマンガにして、Instagramやブログ「うちの娘がわんぱくすぎる!」で発表しています。みほさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか。
Instagramでマンガを発表するようになったのは2020年からです。Instagramでマンガを読むのが好きで、私も描いてみようと思いました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
コロナ禍前、私が体調を崩しても主人は出社……。体調不良のなか、子供のお世話がとてもつらかったことがありました。コロナ禍になってから、主人の会社は「家族が体調不良なら休み」に変わり、うれしく思っていました。
しかし最近、以前のように戻ってしまい……。少し悲しくなったのがきっかけで描きました。
ーー現在旦那様の会社は、家族の看病では休みにくい環境に戻ってしまったのですか?
はい。コロナが第5類に変わってからは、また以前と同じように「家族が体調不良でも出社」に戻りました。
ーーみほさんご自身が働いていた会社も、家族の看病では休みにくい雰囲気だったのでしょうか?
お子さんのいる方が多い職場だったので、ある程度融通はきいていたと思います。ただ、お子さんがもう大きくなっている方が多かったからか、何日も休む……という雰囲気ではなかったように思います。
ーー自分が体調を崩しているとき、一番大変なことは何ですか?
仕方ないことですが、「子供が寝かせてくれない!」ということが、一番つらかったです。私が横になっていると「遊んで!」という感じで上に乗っかってくるので、横になることもできませんでした。
ーー体調を崩しているとき、特にしてもらいたいことはどんなことですか?
とにかく静かに寝かせてほしいです……(笑)。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
「うちの夫の職場も、家族が体調不良でも出社です」という方が多く、共感の声をいただきました!
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
子供たちの日常マンガをたくさん描いていきたいです!
(マグミクス編集部)