【漫画】「不味すぎ!」サラリーマンの血を吸った吸血鬼 おいしい血を飲むため男性の世話を始めて?
仕事でボロボロになっているサラリーマンの男性。突然、目の前に女性の吸血鬼の現れ、血を吸わせてくれないかと提案されます。疲れ切っている彼は特に抵抗もせずに……。作者のたけみつさんにお話を聞きました。
ストレスまみれの人間の血は「まずい」
血を吸うためにサラリーマンの男性の前に現れた女性の吸血鬼。仕事でボロボロの彼は、突然の状況に驚かないどころか、血を吸われることにもまったく抵抗がありません。疲れ切っている様子に戸惑いながらも、血を吸うことにします。するとの彼女の表情は一変して……。
たけみつさん(@take_samurai1)による創作マンガ『仕事でボロボロのサラリーマンが吸血鬼に狙われるお話』がTwitter(現:X)上で公開されました。いいね数は4.6万を超えており、読者からは「予想外の展開」「男性が心配だったけど、よかった!」「吸血鬼さん優しい」などの声があがっています。
作者のたけみつさんにお話を聞きました。
ーー『仕事でボロボロのサラリーマンが吸血鬼に狙われるお話』が生まれたきっかけを教えてください。
当時はあまり一次創作をしておらず、二次創作ばかりしていたのですよね。それで、ストレスで血の味が変化するみたいな話をどこかで聞いて、それを吸血鬼に結び付けました。あれよあれよと設定が決まっていき、これなら面白い話が描けるかもしれないと思って、一次創作への挑戦という意味も込めて描きました
ーー作中のふたりのやりとりがとても素敵でした。この作品を描くうえで気を付けた点や工夫した点はありますか?
サラリーマンが救われる話なのですが、それだけではなく吸血鬼の少女側にも幸せになって欲しいなって思ったので、後半はむしろ吸血鬼の少女側が幸せを感じているような描写を入れました。
ーーたくさんの感想が寄せられていますが、特にうれしかった感想の声、印象に残った読者の声について、教えて下さい。
昔描いたマンガの再掲だったのですが、そのうえで「この話が好きでした」というコメントがありました。それこそ数年前の作品なんて誰も覚えていないと思ったのですが、覚えていてくれた方々もいてうれしくなりました。
ーー人間と吸血鬼の交流を描いた心温まるお話で素敵な世界観でした。今作の続編や、男の子の吸血鬼バージョンなどを描くご予定はありますか?
現状、続編は描くつもりはありません。自分自身今シリーズで描いているマンガがあるので、それが終わってから、また面白い話が思いついたら、今回の吸血鬼の設定を引き継いでなにか描くかもしれません。ただ、僕自身昔描いたキャラを別の作品で出したりするのが好きなので、今描いているマンガでちょいキャラとして出したりはするかもしれません。
ーー吸血鬼の女の子のおかげで主人公の男性の幸福度があがったように思えます。たけみつさん自身が幸せを感じるときはどんなときですか?
自分の描いたマンガに対していただいたコメントを読んでいるときはやっぱり幸せです。特に、マンガの今後の展開を予想するコメントとかは合っていてもいなくても面白いなって読んでいます。あとは物語を最後まで描き切ったときですね。そのうえで「完結お疲れ様でした。面白かったです」みたいに言ってもらえたらこれ以上ないです。
ーー主人公の男性のように仕事に行き詰まることや、やる気がでないことは多くの人が経験していると思います。そんなときの、たけみつさんのリフレッシュ方法を教えてください。
とにかく自分は寝ることですね。絵を描くときも、仕事から帰ってきてからすぐ絵を描き始めたりができないので、30分ぐらい寝てから描き始めます。休日も日によっては1日中絵を描いていたりもしますが、必ず途中で1回か2回は仮眠を挟んでいます。
●たけみつさん 過去のインタビュー
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(マグミクス編集部)