「ジャンプ」人気キャラに注目の「怪獣」も圧巻! ワンダーフェスティバル2023[夏]レポート
期待の怪獣作品から、巨大フィギュアが登場!

先日「刀鍛冶の里編」が放送された『鬼滅の刃』も強い存在感を放っていました。「ANIPLEX」ブースでは膨大な数のフィギュアが臨場感あふれる形で展示されており、やはり多くの注目を集めていました。特に2024年9月発売予定の「太陽を克服した竈門禰豆子」は人気が高く、通りかかった子供が「禰豆子だ!」と叫んで見入り続ける光景も見られました。
他にも「グッドスマイルカンパニー」のねんどろいど どーるコーナーには竈門炭治郎と蟲柱・胡蝶しのぶのねんどろいどが、「Fleeing」ブースにはB-STYLE「甘露寺蜜璃」と「竈門禰豆子」などが展示され、多くの人がスマホを向けて撮影を行なっていました。
週刊少年ジャンプ以外で目立った作品としては、「ジャンプ+」で連載中の『推しの子』が挙げられるでしょう。オープニングテーマの「アイドル」が世界的ムーブメントを引き起こすほどの人気を獲得したこともあり、放送から間もないにも関わらず複数のメーカーが製品を送り出す力の入れようでした。
特にKADOKAWAの展示はアイとルビーの親子が並べられており、現実には実現不可能な夢のコンビとしてエモーショナルな印象を与えていました。
ここまで比較的新しい作品を紹介してきましたが、ワンフェスと言えば懐かしいキャラクターたちに出会えるのも魅力のひとつです。特に今回のテーマは若き日の庵野秀明監督たち現役で活躍しているクリエイターたちが情熱注ぎ込んだイベント「DAICON」をテーマにしており、関連展示も多数行われ、多くの観客を集めていました。
また、多くの懐かしのロボットや特撮ヒーロー、怪獣などのフィギュアも多数展示されていましたが、なかでも特に注目を集めたのが、先日発表された「ゴジラ -1.0」の巨大フィギュアです。多くの人が周囲に集まり、思い思いに撮影を行っていました。今回はオフィシャルブースでガメラ、個人ブースではキングギドラの大型フィギュアが展示されており、怪獣好きの方も満足できたのではないでしょうか。
過去も未来も一身に取り込み、なおも躍進を続ける「ワンフェス」は、今後も日本のフィィギュアの世界をリードしていくに違いない。そう確信できたイベントでした。
(早川清一朗)
※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」が正しい表記
※煉獄の「煉」は「火+東」が正しい表記