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『クレしん』初の3DCG映画!ファンの反応は? 「迫力満点」「意味ない」と賛否

2023年8月4日から公開した、国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』初の3DCG化作品は、公開前からファンの期待する声が多い一方で、3DCG化によって魅力が低下するという不安の声もあったようです。実際に同作を観た人からの評判は、どのようなものだったのでしょうか。

満を持して公開されたシリーズ初の3DCGの評価は?

『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~』のキービジュアル (C)U/SCS
『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~』のキービジュアル (C)U/SCS

 国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』シリーズの、初めての3DCG映画『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~』が、2023年8月4日から公開されました。

 同作のアニメーションは、同じく国民的アニメの3DCG化作品としてヒットした『STAND BY ME ドラえもん』2作を手がけた映像制作会社の白組が制作し、監督には映画『モテキ』『バクマン。』などを手がけた大根仁さんが抜擢されたこともあり、公開前から話題になっています。予告でも3Dになったしんのすけたちの躍動感ある活躍が描かれ、今までにない『クレしん』の映像に、さまざまなファンの意見が出ていました。

※この記事は映画『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~』の一部のネタバレを含みます。

『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~』のあらすじは、宇宙から接近した謎の白い光が命中したことでエスパーになったしんのすけが、もともと社会に対して鬱屈した想いを抱え、黒い光を浴びたことで悪のエスパーになった非理谷充(ひりや・みつる)と戦うというものです。

 おなじみのレギュラー声優陣のほか、ゲスト声優も豪華で、しんのすけの敵キャラである非理谷の声を俳優・松坂桃李さんが演じる他、しんのすけに超能力の操作を指南する国際エスパー調整委員会埼玉支部の深谷ネギコ役を『鬼滅の刃』の竈門禰豆子の声でもおなじみの鬼頭明里さんが担当し、お笑いコンビ・空気階段の鈴木もぐらさんが国際エスパー調整委員会の池袋教授役、相方の水川かたまりさんが非理谷に協力して世界征服を目論む組織・令和てんぷく団を率いるヌスットラダマス2世役を演じています。

 いつものシリーズ以上に力を入れている作品なのは間違いありませんが、公開前の段階では、ファンからはさまざまな意見が出ていました。例えば「もともとかなりデフォルメされている絵がらだし、『クレしん』ほど3Dに向いていない作品もないと思う」「新しい試みだけど、わざわざ3DCG化するメリットが分からない」と、否定的な意見も少なくありません。

 一方で「予告編でキャラの輪郭が破綻しないで3D化できていたから、観るのが楽しみになった」「しんちゃんのあらゆる表情や、いつものおふざけを3Dでどう再現しているのか見たい!」と期待する声も寄せられていました。

 そして公開後、実際に鑑賞したファンのいろんな感想が、レビューサイトやSNSに投稿されています。「良くも悪くも『クレヨンしんちゃん』らしからぬ部分を感じた」「見慣れていないだけかもだけど、とにかく3D映像に違和感を覚えた」という意見も出ています。3DCG化に対し、実際に見ても納得できなかったファンが一定数いるようでした。

 もちろん好評の声もあり、「序盤のしんのすけとみさえのチェイスシーンの時点で、『3D化』の醍醐味が味わえた」「3DCGは思ったよりも良かったし、エンディング映像が今までの作品にない雰囲気で、個人的には大満足だった!」「3Dでのアクションシーンが迫力あって超能力バトルという題材に合ってるし、いつもとは違う角度の面白さを堪能できた」と、新しい魅力に満足した様子の人もいます。

「遊園地でのアクションが過去作の『ヘンダーランド』っぽい部分もあってニヤリ」「3Dになってもひろしの靴下とか、しんのすけが好きなおなじみのあのヒーローがアツい活躍するのがうれしかった」など、いつもの『クレヨンしんちゃん』らしさが3Dで再現されたことへの反響も見受けられました。

 また、敵の非理谷が終盤変身する「とある姿」には、「ちょっと子供向けにしてはキモすぎた」「3Dでやる意味のある攻めたデザインで好き」と、こちらも賛否が分かれており、意外と怖い場面も多いことで有名な映画『クレヨンしんちゃん』シリーズらしい見どころとなっています。

 ちなみに、エンドロール終了後には来年の劇場版の告知映像が流れたのですが、それを見る限り、次の作品はいつもの2Dアニメに戻るようです。もしかすると3Dのしんのすけたちを見られるのは、今回限りになるかもしれないので、『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦~とべとべ手巻き寿司~』が気になる方は、なるべく早く観に行ってみてはいかがでしょうか。

(LUIS FIELD)

【画像】違和感ある?ない? 「3D」になってもくだらないコトをしつつ、「超能力バトルで大暴れ」するしんちゃんたちを見る(7枚)

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