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ドラクエ屈指の胸アツ展開?「敵キャラ同士の壮絶バトル」3選

壮大なストーリーが魅力の『ドラゴンクエスト』シリーズには、印象深い敵キャラが多数登場します。なかには剣を交えたあとに、味方となって敵と戦ってくれるキャラもいて、思わず胸が熱くなる場面も。そこで今回は印象深い「敵キャラ同士のバトルシーン」をご紹介します。

見どころ満載?「ボスVSボス」の激アツバトルも

ラスボスがフルボッコにされる衝撃シーンも! 『ドラゴンクエストVI 幻の大地』(スクウェア・エニックス)
ラスボスがフルボッコにされる衝撃シーンも! 『ドラゴンクエストVI 幻の大地』(スクウェア・エニックス)

※この記事には、『ドラゴンクエストX いにしえの竜の伝承 オンライン』(ver.3)の結末に関するネタバレが含まれますので、未プレイの方はご注意下さい。

 壮大な世界観と引きこまれるストーリーが魅力の『ドラゴンクエスト』シリーズには、敵でありながら魅力的なキャラクターが多数登場します。

 基本的には主人公サイドの好敵手、あるいは宿敵として対峙することになりますが、ときには敵モンスター同士で激突する場面も……。そこで今回は、歴代『ドラクエ』にあった「敵キャラ同士のバトル」に注目してご紹介します。

「敵キャラ同士の戦い」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは、やはり『ドラゴンクエストVI 幻の大地』での「ダークドレアムVSデスタムーア」のバトルではないでしょうか。

 同作のラスボスはデスタムーアですが、ある条件を満たすと隠しダンジョンの裏ボスであるダークドレアムが、デスタムーアと戦うという戦闘が発生します。

 このふたりの決闘は本格的なイベントバトルとして描かれ、最終的にはラスボスのデスタムーアが完敗します。

 フルボッコと言っても過言ではない散々な負けっぷりで、主人公以外がラスボスを倒すという衝撃展開に驚いたプレイヤーも多いのではないでしょうか。

 続いて、敵同士のバトルにおける「胸アツ展開」が有名なのは、『ドラゴンクエストXオンライン』での「ブオーンVSナドラガ」戦です。

 ブオーンは『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』のボスだったことでもおなじみの巨大な魔物で、牛のような顔をしています。

 そんなブオーンは『ドラクエ10』ではさらに巨大化しており、プオーンという愛らしい息子も登場します。プオーンは主人公たちの行動で助けられる場面があり、父ブオーンは恩を感じていました。

 そして世界を脅かす巨大な竜「ナドラガ」が現れた際、息子プオーンの呼びかけに応じて父のブオーンが現れます。巨大な蹄でナドラガの顔面をぶん殴り、地面に叩き落とす登場シーンはとてもインパクトがありました。

 巨大なボス同士による、大地を揺るがす壮絶なバトルは見どころ十分で、胸をアツくしながらムービーを見守ったプレイヤーも多いはず。さすがにナドラガには勝てませんでしたが、人間の味方をした義理堅いブオーンのファンになった人もいることでしょう。

 最後にご紹介するのは、モンスター同士の戦いのなかでも「何回見ても涙が出る」「とにかく感動」といった声が多い『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の「グレイナルVSバルボロス」戦です。

 主人公たちとグレイナルは、敵として戦ったあとに和解し、グレイナルは竜戦士の装備を授けて共闘することになります。

 そして主人公を背に乗せて飛び立った光の竜グレイナルと、闇の竜バルボロスの壮絶な空中戦が始まりました。

 激しいバトルが続くなか、グレイナルのことを「空の英雄」と信奉するドミールの里に対し、バルボロスが強烈なブレス攻撃を行います。

 それを見たグレイナルは、わざと背中の主人公を振り落とすと、自らの身体を犠牲にしてドミールの里を救ったのです。

 このグレイナルの献身的な行動に多くの『ドラクエ9』プレイヤーが涙し、決して忘れられない感動的なシーンとなりました。

『ドラゴンクエスト』シリーズの世界は、人間だけでなく魔物たちも同様に暮らしています。彼らは単なる敵役ではなく、それぞれの思惑があって行動しています。そんな細かい部分までしっかり描かれているのも、『ドラクエ』の魅力なのかもしれません。

(マグミクス編集部)

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