隠し名「D」、忌み名「ワーテル」を持つ男 『ワンピース』最終章でのカギを握る?
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するローの本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」です。名前に含まれる、隠し名「D」や忌み名「ワーテル」にはどんな秘密が隠されているのでしょうか。
「名前の秘密」は明かされる?
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するトラファルガー・ローは、ハートの海賊団の船長で、「オペオペの実」の能力者です。自由自在に人体改造を行えるため、「死の外科医」と呼ばれ、ファンの間では「最強の『悪魔の実』」にあげられることも多々あります。麦わらの一味と共闘することが多く、「ワノ国編」で活躍を見せたルフィ、ロー、キャプテン・キッドの3人はファンから「3船長」と呼ばれるほど読者人気も高い人物でした。
ローの本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」で、名前には隠し名の「D」や、「ワーテル」という忌み名が含まれています。ローは本名について「本当は人に教えちゃいけねェ名前なんだ」と語っており、本名を知っている人物はごくわずかなようでした。
ローの名前について、ネット上では「秘密が隠されているのでは?」という声があがっていました。なぜ、ローは隠し名や忌み名を持っていて、それを隠す必要があったのでしょうか。
ローが「D」を隠す理由について、ネット上では「巨大な王国の王族のなかに裏切った人間がいて、それがローの先祖なのかも」「先祖が20人の王のひとりで、敵対するDだと悟られてはいけない状況だったのでは?」などの意見があがっていました。
忌み名には、「身分が高い人につけられる本名」や「生前の業績などでつけた称号」、「死んだ人の生前の名前」という意味を含みます。「ワーテル」が「身分が高い人につけられる本名」という意味での忌み名であれば、ローの祖先をたどると貴族などに行きつくのかもしれません。そのため、ネット上では「ローの祖先はかなり高い身分の人物だったのでは?」「まさかの王族?」との声があがっていました。
またトラファルガー・D・ワーテル・ローという名前は、「ナポレオンの負け戦である『ワーテルローの戦い』が由来ではないか?」と推測する声があがっています。ほかにもナポレオンが負けた戦として「トラファルガーの海戦」があるため、ローとナポレオンに関係性を気にするファンが多いです。
ナポレオンはフランスの皇帝で、『ONE PIECE』のなかで皇帝といえば「四皇」が思い浮かびます。その一角である、ビッグ・マムが普段被っている二角帽は「ナポレオン」と名付けられていました。「ワノ国編」でローがキッドと共闘してビッグ・マムを倒すことは、ローの本名から示唆していたのかもしれません。
(マグミクス編集部)