「ザコ感ハンパない」 『ドラゴンボール』無能だけど愛されているキャラ3選
『ドラゴンボール』には無能といわれながらも、なぜか読者から愛されているキャラが見られます。今回は、人気の無能キャラを3人ピックアップしました。
無能だけど愛されるキャラたち

『ドラゴンボール』には「無能」といわれながらも、なぜか人柄は長い間、愛され続けているキャラが見られます。マスコット的な立ち位置であることや余計な行動をしがちなことが原因で、ファンから「無能」と呼ばれてしまいます。この記事では「無能」といわれながらも人気の高いキャラをピックアップしました。
※この記事では『ドラゴンボール』のキャラの生死に関わる記述があります。
まずは、シン(東の界王神)です。シンは、バビディが魔人ブウを復活させようとしていることを知り、復活に必要なエネルギーが集まる「天下一武道会」に参加したキャラです。その場面では、ピッコロに試合を棄権させてしまうほど不気味なオーラをかもし出していました。
しかし、シンは神という立場でありながら、結局目立った活躍を見せていません。登場初期こそ強さをかもし出していましたが、悟空たちの強さに驚きの表情を見せたり、役に立てなかったと拗ねたりと、ストーリーが進むにつれて情けない姿が多くなっていきました。
また、戦闘面も強いとはいえず、ファンからは「老界王神にブウに吸収されるのがオチでは?」と心配の声もあがっていました。しかし、ネット上では「パッとしない所がかわいい」「無能だと言われるけど人間味があって好き」「強者オーラがあるのにダメなギャップが良し」と人気を集めています。
続いては、物語初期から登場しているチャオズです。チャオズはまわりと比べて戦闘力が低く、「かっこいいシーンが一度もない」といわれることもあります。しかし、天津飯を守るために自爆攻撃をするなど、絆を大切にしていることがうかがえます。
そんな一生懸命な姿に、ファンからは「天さんのことが大好きって伝わってきて泣ける」「天津飯とチャオズのコンビは最高」との声があがっていました。また小さくてかわいらしい姿のため「マスコット的キャラだから、いてくれるだけで良い」といった声もあるようです。
最後はベジータです。ベジータはサイヤ人の王子であり、並外れた戦闘力を持つ誇り高きエリート戦士のため、「無能」とはかけ離れた存在に感じます。しかし「人造人間・セル編」や「魔人ブウ編」などでたびたび余計な行動を起こすため、「無能」扱いをするファンが出てきました。
しかし、その一方で愛する者を守るために自分を犠牲にする様子も見られるようになったことから「ブルマと結婚してからのベジータの成長がエグイ」「愛する者を守るようになったベジータと結婚したい」といった声もあがっています。
(マグミクス編集部)