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「希望が潰えた」『ワンピ』最終章は鬱展開に突入? 「いい人ばっかり死んでいく」

いよいよ最終章に突入した『ONE PIECE』。目まぐるしい展開のなかでも、命を落としてしまうキャラが相次いでいます。心の優しい人が死んでいく展開に、心を痛めた人も多いのではないでしょうか。

「いい人」ほど早く死んでいく?

「ワノ国編」終幕後に明かされた衝撃の事実とは 『ONE PIECE ワンピース 20THシーズン ワノ国編 piece.38』DVD(エイベックス・ピクチャーズ)
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『ONE PIECE(ワンピース)』は最終章突入後、これまでより容赦のない展開が繰り広げられています。なかでも特筆すべきは「いい人」として知られるキャラが、どんどん命を落としていくことでしょう。

※この記事には『ONE PIECE』106巻以降の内容や、キャラクターの生死にまつわる記載があります。

 これまでも、『ONE PIECE』ではルフィたちの味方になってくれるキャラクターが命を落としてきました。たとえば「万国編」で登場したミンク族のペドロがナミたちを逃がすために自爆死したことや、「ワノ国編」でルフィたちとともにカイドウに対抗してくれた霜月康イエやアシュラ童子、イゾウなどがあげられます。

 この記事では最終章突入後に死亡が明らかとなった、惜しいキャラを振り返ります。

●ミョスガルド聖

 まずは、天竜人のミョスガルド聖です。かつて魚人島「リュウグウ王国」に事故で漂着してしまった際に、ほかの天竜人と同じように威圧的な態度で、自分を助けるよう魚人たちに指示していました。しかし、リュウグウ王国の王妃、オトヒメの慈愛の心によって命を救われます。

「世界会議編」で再登場した際には、オトヒメの行動に胸を打たれて「人間らしい」考え方をするようになった様子が描かれており、同族であるはずの天竜人をぶん殴り、目を付けられたしらほしたちを守りました。

 しかし、第1086話で「人間らしく」なったミョスガルド聖が処刑されてしまったことが明らかになったのです。処刑された理由は「魚人族をかばったから」というものでした。ミョスガルド聖を裁いたフィガーランド・ガーリング聖は、「ゴミをかばう奴は……それ以下だ」と吐き捨てており、天竜人と一般人の価値観が大きくかけ離れていることがうかがえます。

 ミョスガルド聖が処刑されたことに対し、SNS上では「オトヒメ王妃がつなげた『希望』がここで潰えてしまった」「人格面でも魚人島つながりでも、ルフィと『ダチ』になれただろうに」と、落胆の声があがっていました。

 また、フルネームが「ドンキホーテ・ミョスガルド」ということもあり、元天竜人のドンキホーテ・ドフラミンゴとの関係性も注目されていました。今後、本編に関わってきそうな人物だっただけに、突然の死は多くのファンを驚かせたのではないでしょうか。

【画像】生死不明のまま1年経過 安否がいまだに分からないキャラ(5枚)

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