魔王を倒した伝説の魔法使いは「待機児童」を抱えていた… 人気マンガがNHKドラマに
Twitterで人気のマンガ『伝説のお母さん』が、女優の前田敦子さん主演でTVドラマ化されることに。かつて勇者と共に魔王を封印した伝説の魔法使いは、「待機児童」を抱えるお母さんになっていました……。
伝説の魔法使いは1児の母に。魔王復活で「討伐」を要請されるが…

漫画家のかねもとさんによる『伝説のお母さん』は、Twitterで話題になったマンガ作品です。2018年7月には、コミックスも発行されました。
主人公は、かつて勇者と共に魔王を封印した伝説の魔法使い。世界が平和になったあと、結婚をして1児の母になっていました。しかし、魔王が再び復活してしまいます。国から魔王討伐を求められるものの、子供を預けなければ討伐の旅に出ることができません。
ところが、魔法使いが住む城下町は、「保活(子供を保育園に入れるための活動)」の激戦区だったのです……! 勇者を始めとするかつての仲間たちも、家庭や仕事を持ち、立場が変わってしまいました。「待機児童」を抱える魔法使いは、夫に家事や育児を教え、「定時上がり」で戦いに参加することになります。

ファンタジー世界を舞台にリアルな子育て事情を描いた『伝説のお母さん』ですが、2020年2月1日(土)よりNHK総合でTVドラマ化されることになりました。主演は女優の前田敦子さん。前田敦子さん自身も1児の母で、出産後初のドラマ出演となります。
TVドラマ化の決定とあわせて、『伝説のお母さん』新シリーズの連載もスタート。2019年11月8日(金)より、「ダ・ヴィンチニュース」で『伝説のお母さん つづきから』が掲載されます。
原作者のかねもとさんはTwitterで「実写化によって画面の力が500億倍くらいになった『伝説のお母さん』をお楽しみに!」とコメントしています。ファンからは、「すごい、楽しみ!」「実写なのは驚いたけれどうれしい」などの声が寄せられ、『伝説のお母さん』が実写映像でどのように表現されるのか、期待が集まっています。
(マグミクス編集部)