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【秋アニメ】『あひるの空』 リアルなバスケ描写と熱いセリフで青春物語が白熱!?

2019年10月2日(水)より、テレビ東京系などで放送開始したアニメ『あひるの空』。原作は2004年から「週刊少年マガジン」にて連載中の同名漫画で、累計2,400万部を売り上げた大人気作品です。この記事では、身長149cmの主人公がバスケや恋愛に奮闘する青春スポーツアニメである同作品の楽しみどころをご紹介します。

小さな体に熱い魂。大ヒットマンガが連載15年目で地上波に

TVアニメ『あひるの空』メインビジュアル (C)日向武史・講談社/「あひるの空」製作委員会 ・テレビ東京
TVアニメ『あひるの空』メインビジュアル (C)日向武史・講談社/「あひるの空」製作委員会 ・テレビ東京

 2019年10月2日(水)よりテレビ東京系などで放送開始された、TVアニメ『あひるの空』。原作は「週刊少年マガジン」にて連載中の、日向武史氏による同名マンガです。累計部数2400万部以上の大人気作品である青春バスケマンガが、連載開始から15年後の2019年にアニメ化されました。

 舞台は神奈川県川崎市の九頭竜(くずりゅう)高校。主人公である車谷空(くるまたにそら)は、身長149cmでいじめっ子の標的にされており、喧嘩は200戦全敗。しかし、カツアゲされてもバスケシューズだけは守り通すほどバスケが大好きで、高校でも授業初日からさっそく自主練を始めます。

 ところが、九頭竜高校のバスケ部はバスケをしない幽霊部員ばかり。部員は、九頭竜高校を仕切っている最強最悪の双子、花園百春(ももはる)と千秋(ちあき)などで、ふたりは全くやる気がありません。

 バスケをしたいと食い下がる空は「この学校でバスケをやるのは諦めろ」と言われてしまいます。どうしてもバスケをやりたい空は、「全員まとめて相手になります」と、入部をかけた5対1のバスケ勝負を提案。第2話では、百春らとのバスケ対決が白熱します。

 累計部数2400万部を超える大ヒットマンガの名にふさわしく、楽しくも熱いストーリーが展開されます。特に終盤のバスケシーンの臨場感は、思わず息をのんでしまうほどです。ボールを持つ手や目線の動き、バスケットシューズの音やゲーム中のスピード感などのリアルな描写に、バスケ経験者でなくてもバスケをしたくなってしまうのではないでしょうか。

 また、少年マンガならではの熱いセリフが多いのも、楽しみどころのひとつです。「バスケをやってるときだけは、小さな僕じゃなくなる。コートの上だけが、大きい人たちと肩を並べられる場所なんだ」「俺は弱虫のちびは嫌いだが、諦めの悪い世間知らずは割と好きだ」などの熱いせりふは印象的で、各キャラクターの想いやまっすぐさに心打たれます。

 女子バスケ部のアイドル、薮内円(やぶうちまどか)との恋愛模様にも注目。空は無事バスケ部に入れるのか?バスケットシューズをくれた空の母は一体何者なのか?百春・千秋の過去には何があるのか―――? 名作『SLAM DUNK』をほうふつとさせる同作品は、バスケ経験者はもちろん、熱い青春アニメを観たい方に強くおすすめしたい作品です。

(新美友那)

※アニメ『あひるの空』は、毎週水曜日18:25からテレビ東京系列で放送中。Netflix、dアニメストアなどでも配信されています。

●TVアニメ「あひるの空」第2弾PV

【画像】アニメ『あひるの空』、リアルのバスケチームとのコラボも(4枚)

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