【漫画】「昨日子供が熱を出した」とドタキャンする友人 断られた理由に納得がいかず?
久しぶりに連絡が来た友人と会う約束をした作者。しかし、その友人は昔からドタキャンをすることが多く、今回も……。Instagramで公開されたマンガが、「そういう友人います!」「すごく分かる」と話題になっています。作者の和泉 スゥさんにお話を聞きました。
大人になると友人が減るカラクリを実感
友人からのドタキャンが続いたときのことを描いたマンガ「最近モヤッた出来事」が、Instagramで1200以上のいいねを集めて話題となっています。
久しぶりに連絡が来た友人と会う約束をした作者。しかし、その友人は昔から当日になるとやる気がなくなるのかドタキャンをすることが多く、今回も……。読者からは、「すごく分かります」「そういう友人いました」「人間関係が淘汰(とうた)されていきますよね」などの声があがっています。
このマンガを描いたのは、美容師兼漫画家の和泉 スゥさんです。Instagramやブログ「suulog」でマンガを発表しています。和泉 スゥさんに、作品についてのお話を聞きました。
ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか?
Instagramにマンガを本格的に投稿し始めたのは、2023年の1月です。マンガや絵を描くことは中学生頃から大好きでしたが、職業にしようと思ったことはなく、大きくなってからは描かずに社会人として働いていました。そんなときに、姉から「絵が描けるなら描いてみたら?」とすすめられて、また描き始めました。
ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。
エッセイマンガを描き始めてからというもの、何かあると「ネタになるな」と思うようになりました。そんな最中に、友人のドタキャンが続き嫌な思いをしたので、このモヤモヤを発散しようと筆を執ったのがきっかけです。
ーーこのマンガに登場した友人とは、いつからの付き合いなのでしょうか?
幼稚園から高校まで同じところに通っていた幼なじみです。学生時代のバイト先も一緒だったりして、比較的仲の良い友人だったと思います。ひんぱんに会っていた時期もあれば、間が空く時期もありましたが、なんやかんや定期的に会う仲ではありました。
ーーその後、連絡を取ることはありましたか?
取っていません。「こちらからは連絡しないので、そっちから連絡してね」と送ってからは返信が来ないです。友人から連絡が来たら返信しようと考えているレベルなので、今後こちらからアクションを起こすことはないですね。
ーードタキャンされた日はどう過ごしていましたか?
ブログを始めたばかりで、「毎日更新」を目指していたので、マンガを描いて過ごしました。
ーーもし、自分が予定をキャンセルしなければならなくなったときはどうしていますか?
「まず謝罪をする」、「分かった時点ですぐに自分から連絡する」、「こちらから日程の提示をして、予定を組み直す」。これらのことを徹底するようにしています。
ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか?
同じような経験をしたという方がかなりいて、共感の意見をたくさんいただきました。そういう体験をすると、私と同じように「自分からは絶対連絡しない」「関係をフェードアウトさせていく」という方も多かったです。
ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。
今後もいまと同じく「共感できるマンガ」を目標に、作品を描いていきたいと思います。読者の感情を揺さぶるようなマンガを描けるようになりたいです。
(マグミクス編集部)