「何で誰も触れない?」「覇王色使うと開眼?」 ゾロの左目の謎に考察白熱
『ONE PIECE』で海賊狩りの異名を持つロロノア・ゾロは、ついに懸賞金10億ベリーを越え、屈指の強キャラとしての地位を築いています。そんなゾロについて気になるのが、2年間の修行後から閉じたままの左目です。傷を負って失明しているのか、それとも「開眼」するのでしょうか。
ゾロの左目はいつ開くのか
『ONE PIECE』で海賊狩りの異名を持つロロノア・ゾロは、最終章の段階で懸賞金10億ベリーを越え、重要人物としての地位を築いています。そんなゾロについて気になるのが、2年間の修行を経て登場してから、ずっと閉じたままの「左目」です。傷を負って失明しているのか、それとも開眼するのか。ネットではさまざまな気になる点や、考察の話題が盛り上がっています。
まず、ゾロの左目に関して、麦わらの一味のメンバーが触れている描写が一切ありません。医者であるチョッパーでさえも語っている描写がないことに、ネット上では「さすがに触れてないのは伏線があるからとしか考えられない」「きっと何か重要なタイミングで開くんじゃないか」「2年間の修行で強くなって集合って約束だったのに、剣士として単に隻眼になって帰ってくるわけないし」と、新たな展開を期待する声が上がっています。
ミホークとの修行中に傷を負って失明したとも考えられますが、「心眼」を鍛えるために閉じているといった説もあります。気になるのが、ゾロに修行をつけたミホークが「鷹の目」と呼ばれていることです。鷹の目はミホークの独特なグルグル模様の瞳が由来となっていると思われていましたが、もしかすると別の理由があるのかもしれません。「ゾロは左目だけ、最強の剣士に必要な特殊な『鷹の目』を手に入れたのかも」という声もありました。
さらに「スリラーバーク編」で戦った剣豪リューマが隻眼であったことも、今後の展開に影響してくるのではという考察もあります。リューマは数百年前に生きていた伝説的剣豪で、ワノ国出身です。現在でもワノ国で「刀神様」として知られているリューマの見た目は、どことなくゾロに似ています。彼もいざというとき以外は片目を閉じていたのかもしれません。
また、ゾロの左目について明らかになると期待されているのが、1111話です。数字として「ゾロ目」なだけでなく、ゾロの誕生日が11月11日であることから、「遊び心のある尾田先生ならやりそう」といった声があります。開眼するタイミングなのか、謎が明らかになるだけなのか、いずれにせよ注目が集まっています。
もちろん、単にデザインをかっこよくするためではないかと考察する声もありました。修行期間を経て、麦わらの一味は強さだけでなく、髪型や服装といったビジュアル面も変化しました。「片目の剣士がかっこいいからじゃないか」「これに関してはそこまで深い意味がないと思う」といった意見も出ています。
ただ、「ワノ国編」の1010話で、ゾロがカイドウ相手に無自覚に「覇王色の覇気」を覚醒させ傷を負わせたときは、コマ割りが意図的に左目を描かないようになっていました。この描写で「やっぱ覇王色を発動させた時に左目が開くってことなんだな」「ゾロは覇王色も開眼も気付いてないのかな」と、いろんな考察がされています。ゾロは覇王色の使い手でロジャー海賊団の副船長だった「冥王」シルバーズ・レイリーと、左目の傷、海賊団のNO.2のポジションで船長に最初に誘われた仲間、剣士、非能力者などの共通点が多いことが以前から指摘されており、「完全に覇王色に目覚めたら、ゾロもレイリーみたいに左目が開きっぱなしになる」という説が有力視されているようです。
現在連載は1076話までが描かれており、休載などを考慮してもあと9~11か月ほどで1111話がやってくると思われます。その時、ゾロの左目について何か語られるのか、要注目です。
(マグミクス編集部)