マグミクス | manga * anime * game

『ワンピ』悪魔の実? クローン? 双子?「シャンクス複数人説」に真実味が増した理由

『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するシャンクスは、第1話から登場しているにもかかわらず、いまだに多くの謎が残されている人物です。ファンの間で注目を集めている「シャンクス複数人説」は真実なのでしょうか。

複数のシャンクスが登場する日も近い?

「Portrait.Of.Pirates ワンピースシリーズ NEO-DX 赤髪のシャンクス」(メガハウス)
「Portrait.Of.Pirates ワンピースシリーズ NEO-DX 赤髪のシャンクス」(メガハウス)

『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するシャンクスは第1話から登場しているにもかかわらず、本人の情報がほとんど明かされていない人物で、これまでさまざまな仮説が立てられています。

「シャンクス複数人説」もそんな仮説のひとつであり、この説が浮かびあがった当初は、ネタとして扱われることも多くありました。

 しかし、作中で新たな情報が明かされていくことで「本当に複数人いるのでは?」と信ぴょう性が高まってきたのです。ますます真実味を帯びてきた「シャンクス複数人説」は本当に「真実」なのでしょうか。

 そもそも「シャンクス複数人説」の発端は、移動する時間が「とても早いこと」にありました。たとえば「マリンフォード頂上戦争編」での出来事が挙げられます。

 前日に新世界にいたはずのシャンクスが、翌日にはマリンフォードでサカズキに粛清される直前のコビーを助けています。ほかにも第1話のルフィを助けるシーンに疑問を持つファンが多く、「そういえば、第1話でルフィを助けた時も急に現れたような……」という声がありました。

 そして、「ワノ国編」終幕後に登場した人造人間「セラフィム」や、「万国編」で海遊国家「ジェルマ王国」が保有する「ジェルマ66」のクローン兵などが登場したことで、『ONE PIECE』世界においてクローン技術が確立されていることが明らかになります。

 特に王下七武海をモデルに作られた「セラフィム」は、モデルとなった人物の幼少期とかなり似た仕上がりです。その結果、「王下七武海のクローンがいるなら四皇だって……」とシャンクスのクローンが存在していてもおかしくはないと考える人が増えていきました。

 ネット上では、「シャンクの複数形でシャンクスである」と考え、「単体としての本当の名前はシャンクだ」と主張するファンも見られます。

 ほかにも、シャンクスはクローンではなく「双子ではないか」という説も見られました。その内容は「天竜人のシャンクスと、捨てられてロジャーに拾われたシャンクスがいる」というものです。「レヴェリー編」で五老星と面会していたシャンクスの傷と腕が見えない構図で描かれていることから、「伏線なのではないか」という声があがっていました。

 今後のエピソードでシャンクスの瞬間移動化のような素早い移動の秘密が明かされる日は来るのでしょうか。

(マグミクス編集部)

【画像】人間が勝てるわけない! リアルだとより恐ろしい、実写版「近海の主」を見る(4枚)

画像ギャラリー