『ワンピース』ハンコックはガープにも勝てそう? 海賊女帝の実力やいかに
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するハンコックとガープについて、ネット上では「ハンコックよりガープが弱い説」が浮上しているようです。実際にふたりは、どれほどの実力者なのでしょうか。
ボア・ハンコックは過小評価されている?
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する「海賊女帝」ボア・ハンコックは、魅了した対象を石にできる「メロメロの実」の能力者です。「女ヶ島編」で王下七武海のひとりとして登場し、ルフィが「インペルダウン」へ忍び込む際の手助けをしてくれた人物でした。
※この記事には『ONE PIECE』第106巻以降の内容を含みます。
そんなハンコックに対して、最終章突入後に「ガープより強い説」といううわさが流れているようです。実際にどれほどの実力者なのか、ハンコックとモンキー・D・ガープの戦歴を比べてみましょう。
そもそも「ガープより強い説」が浮上したのは、1088話でかつての弟子であり元海軍本部大将のクザンにガープが敗れたことがきっかけです。
ガープが敗れる少し前にハンコックも黒ひげ海賊団と戦っていたため、ネット上ではふたりをの実力を比べる声が聞かれるようになりました。
まずは「ハンコックVS黒ひげ海賊団」から振り返ります。1059話でハンコックは、「虜の矢(スレイブアロー)」を使って黒ひげ海賊団の一味と海軍を石化するものの、マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)に首を捕まれ、絶体絶命の状況に追いつめられてしまいます。
結果的にティーチに勝つことはできませんでしたが、黒ひげ海賊団の幹部であるカタリーナ・デボンやバスコ・ショットも石化した様子に、ネット上では「黒ひげの幹部を一撃で石化するって化け物級の強さ」とハンコックの戦闘力を評価する声が挙がっていました。しかし、その一方で「この時はシリュウやクザンもいなかったからなぁ」と幹部の少なさを指摘する様子も見受けられます。
続いて「ガープVS黒ひげ海賊団」の戦いを振り返りましょう。1080話で、海賊島「ハチノス」へやって来たガープは「拳骨衝突(ギャラクシーインパクト)」によって島の中央にあった広場を破壊します。
さらに体長を10倍まで巨大化できる「デカデカの実」の能力者、サンファン・ウルフを海にぶっ飛ばしたり、刀で腹部を貫かれたあとに「スケスケの実」の能力者であるシリュウを仕留めたりしました。
その後も黒ひげ海賊団に捕らわれていた人の解放や部下が無事帰還できる状態まで戦い続けたものの、最終的にはクザンの手によって氷漬けにされてしまいます。
ネット上では「白ひげと違って病気でもないのに期待外れ」とショックを受ける声もありますが、「ハンコックが倒した数と比べると、ガープがひとりで倒した数は比べようもないぐらい多いだろ」「これだけの仕事をこなせるやつはいない」という声が聞かれました。
また「全盛期をとっくに過ぎてるはずなのにクザンとこれだけ戦えるのが異常」「相手が悪かっただけ。クザン相手ならハンコックも余裕で負ける」との意見も挙がっています。
その後の安否について、ハンコックはシルバーズ・レイリーに助けられ、生存していることが明かされました。しかし、ガープはクザンに氷漬けにされて以降の情報が隠されたままです。今後のエピソードで、ガープが元気に笑っている姿を見ることはもう敵わないのでしょうか。
(マグミクス編集部)