意外と繊細!「マイティフロッグ」部品の脱落を解決する 大人のRCカーライフ(32)
40代に再びRCカー趣味を始めた筆者。3台目のマシンとして一度は完成させた「マイティフロッグ」ですが、なかなか動作が安定しない状況が続いていました。また、レースで使うリフェバッテリーにアンプが対応しておらず、新しいものに付け替える羽目になったので、取り付けついでにマシンの安定化を図ることにします。
リフェバッテリーに対応したアンプを取り付ける
かつて「コロコロコミック」でRCカーに憧れ、40代になってもう一度RCカー趣味に目覚めた筆者は今、3台目のマシン「マイティフロッグ」を手に入れて育て始めたばかりです。一度は組み上げたものの、動作がなかなか安定しません。今回はこのマイティフロッグをレース仕様へ改装するために、アンプを交換することになりました。
行きつけの新北総サーキットさんでは380スポーツチューンモーターとリフェバッテリーの組み合わせでレースをしているのですが、今まで使っていたアンプがリフェに対応してなかったんですよね。なんてこったいという感じです。
なお普段使っているリポバッテリーと比較すると、リフェバッテリーは電圧が低く、マシンの走りは少し遅くなります。しかし走行中にバッテリーを消費しても電圧の低下が少ないため、安定した走りを長く続けられるという利点があります。狭いコースに複数のマシンが入り乱れ、周回を重ねるレースの場合、リフェの方がやりやすいようです。
新たに使用することになったアンプはHOBBYWINGのQUICRUN1060です。ジャンパの設定でリフェバッテリーも使えるようになっているので安心です。
アンプを外して新しいものを組み付け、ケーブルなども接続してプロポとのリンクを行います。……反応しません。いつものように何か失敗したのかと思い確認したところ、受信機につなぐ電源ケーブルを逆に接続していました。危ない危ない。接続し直してプロポとのリンクを行ったところ、無事に完了したのでひと安心。
ようやく走行できる……と思いきや、前回の走行で外れてしまった左後輪のドライブシャフトがそのままになっていたので、軽く分解して組みなおします。走らせるとすぐに左右どちらかのドライブシャフトが外れてしまうので、なにかがおかしいようです。どこか組み立てミスをしているかもしれませんが、とりあえずアンプの接続が上手くいっているか確認するために走らせてみることにしました。
モーターの音が快調に響き、無事に走行を開始できたので、どうやらアンプの交換はうまくいったようです。何も起こらないでくれと祈りながらそのまま周回を重ねてみましたが、3周ほどした時点でやはりドッグボーンが脱落してしまいました。しかも今度は先ほどとは逆の右側です。これではレースどころか練習も満足にできないので、一度分解して問題点を洗い出すことになりました。