『ガンダム』シリーズで完成度の高い「最終回」とは 『∀』『SEED』、やっぱり初代?
数あるガンダム作品の最終回には、「綺麗な終わらせ方だった」と満足できるものだけではなく、「後味が悪かった」との声があがる最終回もありました。もっとも完成度が高かったと評判を集めた最終回は?
「至高の終わり方」と評価を集めた最終回
ガンダムシリーズは現在でも新作が発表され続けている人気コンテンツで、いずれの過去作品も現代まで語り継がれています。それらの最終回に着目すると、「綺麗な終わらせ方だった」と満足できるものだけではなく、「後味が悪かった」といった声があがるものもありました。ガンダム作品なかでもっとも完成度が高かったと好評を集めた最終回はどれなのか、調べてみました。
「完成度の高かった最終回」として、ネット上で多く名前があがっているのは『∀(ターンエー)ガンダム』と『機動戦士ガンダムSEED』です。
『∀ガンダム』は、最終回でエンディングに入るシーンが特に評価されています。ネット上では「あのED演出は感動するわ。涙出てくる」「作者が天才であると確信した」など、最終回の演出の完成度を称賛する声が上がっていました。また「全員のその後が描かれているのが好き」と、最終決戦後の登場人物のその後が丁寧に描かれているのも高く評価されています。
また『機動戦士ガンダムSEED』は最終決戦からの綺麗な終わり方までが評価されており、「終盤の名台詞ラッシュから最終回にかけてが非常に素晴らしい」「SEEDは本当に綺麗な終わり方。ガンダムシリーズ屈指」という意見が多くあがっています。
他にも、「打ち切られたと」言われている初代『機動戦士ガンダム』も、一部には「打ち切り感が強い」との声がありますが、「打ち切りとは思えない最終回」「打ち切りで話数が減った分ぎっしり詰まってる」など、全43話に縮小されたなかでも内容が綺麗にまとまっている点を評価する声が強いです。
また、別の意味で「最終回の完成度」が評価されているのが『機動戦士Zガンダム』です。『Zガンダム』は最終回で主人公カミーユの精神が壊れてしまうという場面が描かれ、視聴者に衝撃を与えました。
ネット上でも「正直、うわーって感じだった」「子供時代にリアルタイムで見てたからめちゃくちゃショックだったわ」と、当時の驚きを振り返る人も多いようです。ただ、それは否定的な受け止め方ではなく、「嫌いじゃない終わり方」「ショッキングだけど、こういうのもアリ」と、予想を裏切る展開であっても評価する声が多くあがっています。
(マグミクス編集部)