サンジは足を燃やしてなぜ平気? 『ワンピース』考察 父親の計画? 母親の遺伝?
『ONE PIECE(ワンピース)』で麦わらの一味の料理人として登場するサンジは、コックの命ともいえる手を傷付けないために、足を使って戦闘に参加します。そのなかの「悪魔風脚」について、ネット上では「サンジの足ってなんで燃えるの?」と疑問の声が挙がっていました。
「悪魔風脚」を生み出せたのは父のおかげ?
『ONE PIECE(ワンピース)』に登場するサンジは麦わらの一味で、作中では料理人兼戦闘要員として活躍しています。サンジはコックの命ともいえる手を傷付けるわけにはいかない、と戦闘はすべて足のみでこなし、数々の強敵を倒しました。そのなかでも足に炎をまとった「悪魔風脚(ディアブルジャンブ)」について、ネット上では「サンジの足ってなんで燃えるの?」と疑問の声が挙がっています。
サンジの「悪魔風脚」は、「エニエス・ロビー編」のジャブラとの戦闘で初めて披露された技です。当初は足を高速回転させる描写があり、摩擦によって燃えているものとされていました。
しかし普通の人間の足であれば、「摩擦だけで炎を生み出したり熱さに耐えたりできるとは考えられない」と考える人が多かったようです。
その後「ホールケーキアイランド編」で、サンジは「ジェルマ王国」の王子で、実父であるジャッジが「血統因子」と呼ばれる生命の設計図を操作し、子供たちを感情のない最強の兵士にする計画を進めていたことが明かされました。
姉弟であるイチジ、ニジ、ヨンジ、レイジュはこの計画によって感情を失って生まれたものの、計画に反対していた母が「血統因子」操作に影響を及ぼす劇薬を服用したことで、サンジだけ感情を持った普通の人間として生まれます。
感情を持って生まれたサンジに対して、ジャッジは「一族の恥」と語っていましたが、のちのエピソードで「デキそこない」ではなかったことが証明されました。
サンジが「ワノ国編」でジャッジが発明した「レイドスーツ」を着用した際、眠っていた力が覚醒し、兄弟同様の「外骨格」が発現します。
「外骨格」とは鋼鉄のような強靭な肉体のことで、実際にサンジはバキバキに折り曲げられても、軽く叩いただけで元に戻る体に強化されていました。
このことから、「サンジの足が燃えて耐えられる理由は、『血統因子』操作の影響」という説が有力視されるようになります。ネット上では「ジャッジの計画が成功していたのか」「血統因子操作の影響はすごいな」といった声が挙がっていました。
また「母親のソラがルナーリア族や未知の種族と関係がある」という考察も注目されています。「ルナーリア族」は背中から炎を噴出する種族とされており、「黒い羽根」「白髪」「褐色の肌」といった身体的特徴があります。いまのところ、ソラやサンジに類似点は見受けられませんが、なかには「隔世遺伝により発火能力を受け継いだ」という意見も聞かれました。
ネット上では「ジャッジの妻が『普通』であるわけがない」「『心はいらない』とか考えている奴が愛した女性って時点で相当なポテンシャルがありそう」「ソラの秘密が明らかになるのが楽しみ」といった声が挙がっています。
※記事の一部を修正しました。(2023年9月8日 12:19)
(マグミクス編集部)