『ワンピース』望み薄いけど! 何かの拍子で復活して欲しい死亡キャラ
『ONE PIECE(ワンピース)』には重要だと思われながらも、死んでしまったキャラが見られます。しかし数々の伏線から、復活や生存説がささやかれるキャラもいるようです。ファンが待ち望むキャラの、復活や生存は叶うのでしょうか。
どのような形でも復活や生存を信じたい『ONE PIECE』キャラ

『ONE PIECE(ワンピース)』では、重要人物でありながら死亡してしまったキャラが複数名います。しかし、亡くなったにもかかわらず、伏線が残っているという理由から「復活説」がささやかれるキャラも見られました。この記事では、そのなかでも特に「生存説」の意見が多くみられる3人を見てみましょう。
※この記事には『ONE PIECE』キャラの生死について記述があります。
まず、ネット上でファンから復活を望む声が挙がっていたのはポートガス・D・エースです。彼は「メラメラの実」の能力者でありルフィの義兄でもありました。
「マリンフォード頂上戦争」にて海軍大将のサカズキ(赤犬)の一撃によって命を絶たれており、持ち主の生存を示すといわれる「ビブルカード」が消滅したことからも、死亡が確認されています。
「ワノ国編」でタイムスリップができる「トキトキの実」が登場した際、エースの復活に期待が高まりましたが、過去に行けないことが判明し、意気消沈したファンも少なくないでしょう。
また作者の尾田栄一郎先生がテレビ番組『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に出演したとき、明石家さんまさんが最終回を「エース生き返らせる!」と予想しましたが、尾田先生は「違います」と否定しました。
作者が否定しているにもかかわらず、ネット上では「ワノ国でやたらエースのこと語られてたのは復活フラグでは?」「光月とともに別時空で生きているのでは?」「最終回以外の可能性に期待したい」などと、最終章での「エースの復活」を願う声は多いようです。
次に、「ナギナギの実」の能力者であるドンキホーテ・ロシナンテ(コラソン)の生存説です。彼は元王下七武海のドフラミンゴの実の兄弟で、トラファルガー・ローにとって命の恩人です。
コラソンは、全身の肌や髪が白くなる珀鉛病に苦しむローを助けるために、特殊な空間を作って生物や物体を自在に改造できる「オペオペの実」を手に入れようとしました。その際に実兄のドンキホーテ・ドフラミンゴを裏切ったため、殺されてしまいます。
過去編しか登場シーンのないコラソンですが、魅力的な人柄などから生存を望む声が挙がっていました。
「コラソン生存説」の理由として、彼が大昔に世界政府を作り上げたとされる王の末裔の天竜人という点が挙げられています。また、原作855話の扉絵で描かれたコラソンの姿も影響しているようです。確かに『ONE PIECE』の過去編で死亡したキャラが扉絵に登場することはほとんどないため、この扉絵が伏線である可能性も捨てきれません。
ネット上で「コラソンの生存はワンチャンある」「『ナギナギの実』の継承者が出てないからコラソンは生きてる」などの意見が見受けられます。
最後は、海賊王と呼ばれたゴール・D・ロジャーです。彼は「ローグタウン」で処刑されましたが、いまだに生きているのではないか、といううわさが見られます。理由として挙げられているのは、ロジャーと同じ海賊団だったシルバーズ・レイリーに「おれは死なねェぜ」と語っていたことや、公式キャラブック『VIVRECARD~ONE PIECE(ワンピース)図鑑~』でロジャーの年齢が享年ではなく「処刑時53歳」という表記などからでした。
このような意味深な発言や、表記方法に生存説を唱えるファンが多く、ネット上では「処刑前に『ヨミヨミの実』を食べていたらロジャーの生存もあり得る」「最終戦に向けてレイリーの出番が増えればロジャーの生存説が濃くなる」などと考察するファンも見られます。
『ONE PIECE』は、さまざまな伏線を張っていて多くのファンを楽しませてくれます。今後のストーリーで、ファンが待ち望む人気キャラの復活は叶うのでしょうか。これからの展開に期待が高まります。
(LUIS FIELD)