「危ないとこだった」 魔人ブウ編でのゴテンクスと悟飯は「舐めプ」し過ぎ?
『ドラゴンボール』の魔人ブウ編は約10年にわたって連載された人気マンガの最終章にあたり、ラスボスの魔人ブウとの戦いを描いた物語です。激しい戦いが繰り広げられましたが、ネット上では「ゴテンクスと悟飯の舐めプがひどかった」「舐めプが戦いを長引かせたよね」といった声も上がっています。その理由を紹介します。
「強くなる=舐めプ」はもはやサイヤ人の特性?
『ドラゴンボール』の「魔人ブウ編」は最終章にあたり、セルとの戦いから7年後の物語です。魔人ブウはマンガにおけるラスボスとして登場しますが、その魔人ブウとの戦いで、主人公側に「舐めプ(舐めたプレイ)」が目立ったという指摘がネット上で話題になっていました。最終章でのサイヤ人たちの行動が、「舐めプ」だと言われる理由を紹介します。
悟空が1日だけ地上に戻ってきて第25回天下一武道会がおこなわれるなか、魔人ブウは魔導士・バビディによって復活をとげます。復活後は無邪気に破壊活動をおこなっていたブウでしたが、その後、仲良くなったミスター・サタンの説得で一時は破壊活動をやめていました。
そんななか、ブウの可愛がっていた子犬・ベエが心ない一般人に銃で撃たれ、サタンもケガをする事件が起きます。それがきっかけで「善」と「純粋悪」なブウに分かれ、善のブウが純粋悪のブウに吸収されたことから「純粋悪」のブウによる、地球全体を巻き込む大バトルに発展しました。そして、ブウは容赦なく地球人を皆殺しにしていきます。
その後のブウとの戦いは長引きますが、その原因としてネット上ではゴテンクスや悟飯の相手を舐めた調子に乗った行動を指摘する声が上がっていました。フュージョンによって強くなったゴテンクス(悟天・トランクス)は、有利な状況なのにわざと負けそうな演技をしてふざけたり、悟飯は老界王神によって潜在能力を引き出されて「アルティメット悟飯」になるも、圧倒的な力を相手に見せつけながら「ウスノロ……」「勝てんぜ おまえは…」とブウを挑発したりします。
その後、悟飯はブウが悔しがりながら自爆したため、とどめを刺せませんでした。そして1時間ほどたって再度勝負を挑んできたブウの罠にかかり、挑発で変身したゴテンクスはピッコロとともに吸収されてしまうのです。ブウは頭脳も優れた最強の魔人となり、その後はさらに悟飯と、ポタラで合体したベジット(悟空・ベジータ)までもがブウによって吸収され、大ピンチの展開を迎えます。
この展開に関して、「ゴテンクスの戦いはどこかふざけた感じが強くて緊張感がなかった」「ブウの切り離した身体に相手を取り込ませる戦法、サイヤ人たちが2回も引っかかるとは」「サイヤ人の悪癖の『舐めプ』がなければもっと有利な状況で戦えたはず」「もう地球人ほとんど殺されてるんだから、あそこはブウ瞬殺しないと」などの声が上がっていました。
ちなみにベジットがブウを挑発して吸収されたのは、とりこまれた悟飯やピッコロたちを助けるための作戦だったのですが、「仲間ごとブウを消滅させて界王神にナメック星とコンタクト取ってもらってピッコロ生き返らせれば解決だったのでは」などの意見もあり、賛否が分かれています。
サイヤ人たちの「舐めプ」癖は「魔人ブウ編」に限ったことではなく、「『フリーザ編』まではあんま舐めプなかったのに、『セル編』から舐めプが増えた」との声もありました。ベジータを筆頭に、強くなると相手のパワーアップをわざと許す、仙豆を与えるなどの行動が目立つサイヤ人たちは、「サイヤ人は強くなると舐めプをしがち」「舐めプはもはやサイヤ人の特性と考えたほうがいいのかも」「未来トランクス並みに地獄を経験しないと、すぐに勝負を決めようとする性格にならないのがサイヤ人」という意見も多くあります。
(マグミクス編集部)