独断と偏見で選んだ期待の続編秋アニメ4選 ついに完結の作品も
2023年秋に放送されるアニメは『薬屋のひとりごと』『シャングリラ・フロンティア』ほか、80以上ものアニメが予定されています。そのなかから著者が「見たい」と考える「続編アニメ」を見てみましょう。
『SPY×FAMILY』や『東京リベンジャーズ』など続編アニメに注目!
この秋には80以上もの新作アニメが放送予定で、『葬送のフリーレン』や『薬屋のひとりごと』など注目作が数多く並びます。『SPY×FAMILY』Season2や『東京リベンジャーズ』天竺編などの「続編アニメ」も豊富です。今回は「これも観ておきたい」と著者が期待を寄せている4作品を見てみましょう。
●『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』(10月7日放送開始)
まずは「プリキュア」シリーズ20周年企画のひとつとして制作される『キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~』です。同作では2007年から放送された『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア 5GoGo!』の、夢原のぞみたちの「その後」が描かれます。
放送局はNHK Eテレで、『ふたりはプリキュアSplash☆Star』の日向咲や美翔舞の登場も明かされました。しかも咲の左手薬指には結婚指輪らしきものが付けられており、当時観ていた子どもや「大きなおともだち」に衝撃を与えています。放送が始まるとどんな驚きが観られるのか、最注目の一作でしょう。
●『進撃の巨人』The Final Season 完結編(11月4日放送開始)
「終尾の巨人」となったエレンは、無数の巨人たちとスラトア要塞に進撃を始めます。その地で絶望の淵に立たされた避難民のもとへ、「地鳴らし」から間一髪で逃れたミカサ、アルミン、ジャン、コニー、ライナー、ピーク、リヴァイが現れました。対峙するエレンとかつての仲間たち、その行く末は果たして。
2013年4月に始まったアニメ『進撃の巨人』は、およそ10年の時を経て主人公のエレン・イェーガーと巨人をめぐる物語の結末を迎えます。
2021年4月に「別冊少年マガジン」で完結した原作の読者はご存知の通り、ラストの展開は「圧巻」のひと言です。WIT STUDIOから第4期以降の制作を引き継いだMAPPAが、あのクライマックスをどう描くか楽しみにしている人も多いでしょう。4シーズンぶんあるエピソードの復習は大変かもしれませんが、その労力をかける価値は充分にありそうです。
●『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』(10月4日放送開始)
「キタサンブラック」は幼いころ、「トウカイテイオー」の奇跡を目に焼き付け、自身もそのキラキラした光景に飛び込みたいと願うようになりました。強大なライバル、抗いがたい運命などが立ちはだかるなか、信じる仲間の言葉や人びとの声援を受け、「キタサンブラック」は夢に向かって走り出します。
『ウマ娘 プリティーダービー』は、実在する競走馬をモチーフにしたウマ娘たちの物語です。アニメシリーズでは毎シーズンメインキャラクターが変わり、「Season 3」では「キタサンブラック」や「サトノダイヤモンド」が登場すると発表されました。
「Season 2」放送中にリリースされたゲームアプリが空前の大ヒットとなり、「ナリタトップロード」らが登場する配信アニメ『ROAD TO THE TOP』でも変わらぬクオリティの高さを見せています。その最新作だけに、大本命級の手堅く楽しめる作品となりそうです。
●『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rhyme Anima +(10月6日放送開始)
その世界では、武力による戦争は根絶され、争いは武力ではなく人の精神に干渉する特殊なマイク「ヒプノシスマイク」によって勝敗が決められるようになりました。
各ディビジョン代表のグループが戦い、勝った地区はほかの領土を獲得することができる「ディビジョン・ラップバトル」第二回では、第一回のファイナリストである「Buster Bros!!!」「MAD TRIGGER CREW」「Fling Posse」「麻天狼」に加え、「どついたれ本舗」「Bad Ass Temple」が決勝トーナメントへ進出しました。今宵、ディビジョンを背負う男たちが挑む、新たな戦いが開幕します。
音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」を原作とし、2020年に放送されたアニメ『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle- Rhyme Anima』の続編です。
「+」(プラス)が付いた本作ではイケブクロ、ヨコハマ、シブヤ、シンジュクの各ディビジョンに加え、2019年にデビューしたオオサカ・ディビジョン、ナゴヤ・ディビジョンのメンバーも活躍するようです。今や既存の4つのディビジョンに劣らない人気となった新たな2ディビジョンたちの大暴れ、そして新曲や熱く奇想天外なストーリーに期待がかかります。
(はるのおと)